【40代、50代の髪質改善】髪質改善トリートメントでくせ毛が治る?エイジング毛のお悩み解決!
2022/12/15
火曜日
03-6228-5556
総合TOP>AIR銀座タワー(エアーギンザタワー)美容院(美容室)>ブログ>【40代、50代の髪質改善】髪質改善トリートメントでくせ毛が治る?エイジング毛のお悩み解決!
やっと完成しました。
お待たせしました。
縮毛矯正、ストレートパーマがどうしても苦手な40代、50代の方の為の究極トリートメント、
エイジレス酸熱トリートメント
完成
エイジングヘアケア美容師、air-GINZA tower 久本芳生が本気で作ってたどり着いたエイジング毛の髪質改善トリートメントを解説します。
最後までお付き合いください。
数年前から話題沸騰の酸熱トリートメントとは一体何なのか?
目に見えて髪質改善が出来ると言われているが、果たして本当の所はどうなのか。
よくSNSで見るあの
こういうやつです。
まず始めにそのサラサラ、艶々の酸熱トリートメントの現在地、最新の情報を解説します。
酸熱トリートメントとは何種類かの特殊な“酸”をアイロンやドライヤーの“熱”によって髪の内部のコルテックスという部分に吸着させるトリートメントの事です。
代表的な酸の種類は、「グリオキシル酸」や「レブリン酸」といったもので、それらの主成分が入った薬剤を使い最初にその酸を髪の内側に入れてあげます。
(↑↑ここ注意)
そして酸を定着させる為に様々な方法を使って熱を伝え、髪の内部に閉じ込めます。
システムトリートメントは髪に潤い成分を補給して髪の表面をしっかりコーティングしていくタイプですが、
酸熱トリートメントは髪の内部を補強や補修をして表面をコーティングするタイプになります。
髪の内部に栄養成分や水分をアミノ酸などと一緒に結合(イミン結合)させて、髪の毛を強く、しなやかにさせてくれます。
特殊な酸は髪の内部の構造そのものを少し強化する役目を持っている訳です。
ストレートパーマや縮毛矯正と違うのは、それを永久結合するのでは無く、必ず結合が時間と共に離れていくので、最後は元の髪質に戻っていきます。
しかし、従来の表面ダメージに特化したトリートメントでは無く、内部ダメージにしっかり働きかけるので髪質を向上させ、強度を保ち、ハリコシ、潤いを与えます。
内部ダメージというのは、パーマやカラーなどでダメージしている為、目に見えてわかりづらいですが、そこを補修するのはとっても大事なケアの1つです。
髪の毛のクセが軽減されたりするのも(完全には改善されません)この内部ダメージを補修し強度を与えるからこそ可能になるもので効果が非常に高いトリートメントになっています。
僕のお客様の多くは、白髪やエイジング毛といった加齢による髪の悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。
そこの改善やヘアケアを中心に施術をしているのですが、酸熱トリートメントだけはどうしてもお客様にお勧めしてこれなかった部分でした。
それは何故かというと、大きく分けて2点。
・酸が合わないお客様がいた
・白髪染めとの相性が悪い
この2点だけがどうしても引っかかってしまい、酸熱の効果はバツグンなのに、「やりたい!」と声をあげるお客様しか施術をしてこなかったのが事実です。
でも、相性が悪い原因はわかっていました。
それは、前のチャプターでも赤い字で書いていたと思うのですが、酸を髪の内部に浸透させる時にキューティクルに負担がかかっていました。
「ん? トリートメントなのにキューティクルに負担? って、どういうこと?」
「トリートメントなのに傷むの?」
そんな疑問を各方面から耳にしますが、少しわかりやすく説明すると、
実は酸という成分は、強酸性の領域のph(ペーハー)で働きやすい特徴があり、それを髪に反応させると髪の毛を守る大事な鱗(ウロコ)状のキューティクルがギュッと閉まります。逆にアルカリを反応させるとウロコ状のキューティクルは髪が膨潤して開いてきます。
髪を守っている1番表面のウロコの重なりが強酸によりギュッと閉まっているのに、酸を髪の毛の中に入れなければいけない。
そこなんです。
どうやって入れていたと思いますか?
これ、
無理矢理、髪の内部に入れ込んでいたのです。
これ、僕の中でとっても矛盾していました。
まあ、無理矢理ねじ込んでいたっていうのは言い過ぎなのですが、ウロコを強く閉めながら酸を入れ込んでいるので、それは色々な髪の成分に負担がかかります。
そうなると、髪質によってはそのウロコを引き締めすぎてしまって逆にダメージに繋がってしまい、柔らかくしたいはずがキシキシになり1週間後にはゴワゴワしてしまう、、、
そういった事例が後をたちませんでした。
トリートメントなのに髪が傷んでしまっていた、傷む可能性がありました。
キューティクルの状態をちゃんとケアし続けている人や、そこまで損傷していない人は大丈夫だったのですが、かなり髪質を選ばなければならなかったんです。
そしてもう一つ、
僕の得意分野の透明感白髪染めとの相性が、とーーーーーっても悪かったんです。
これは何度か酸熱トリートメントをやってほしいと言われた事があり、研究や実験をする前に試みたのですが、まあ面白い位に全敗。
白髪が思う様に染められず、透明感が出せない。全然オススメ出来る状態ではありませんでした。
(僕の研究不足)
僕の得意としている白髪染めのカラー剤と言うのは、アルカリ性。
そして酸熱トリートメントは強酸性。
相性が良い訳ありません。
そこが邪魔をして、僕は需要の多い白髪染めを優先して施術をしまいました。
お願いされていたのに、断ってばかりですみませんでした。
では、どうしてオススメ出来る様になったのか。
髪質によっては特殊な酸が合わなかったり、白髪に透明感カラーを出す事が出来なかったのに、何故それが可能になったのかというと、その酸熱の薬剤の種類や特徴を勉強して、ph(ペーハー)や酸濃度を測定し、その人、一人一人の髪質に合わせることが出来る様になりました。
合わせると簡単に言いましたが、髪の表面のキューティクルにほとんど負担をかけずに酸を内部に吸着することが出来る様になりました。
はい、めちゃくちゃ大変でした。
こればかりは沢山のスタッフや知人の力を借りて多くのトリートメントモデルを紹介して頂き、何ヶ月か繰り返し繰り返し本物の髪の毛で実験をさせて頂き、様々な髪質や悩みと向き合い、試行錯誤の上、ようやく辿り着いた技術です。
薬剤に詳しい後輩や同僚の知識も借り、沢山ヒントをもらい、今ではとても感謝しております。
髪の性質、構造を理解しているからこそ完成した酸熱トリートメント、
それが、
エイジレス酸熱トリートメント
そう呼ぶことにしました!!
笑
その【エイジレス】とは歳をとらない、みたいな意味があるのでそう名付ける事にしました。
チリチリ、うねうねした髪質を改善して白髪染めとの相性も良く、これでやっと最高峰のエイジングヘアケアのトリートメントが完成しました。
ネーミングプロセスやネーミングセンスはさておいて、そのエイジレス酸熱トリートメントの効果を画像でお見せしていこうと思います。
左がbefore、右がafterです。
最後はストレートアイロンで酸を定着をさせて仕上げているので艶っツヤです。
そしてもちろん、白髪もご覧の通り、
根元から白髪に透明感があります。
髪が若返りましたね。
カラーとの相性もバツグンです。
キューティクルも思い通りにコントロール出来ています。
髪への負担を極力減らしています。
そして、
こちらのモデルさんも髪がまとまりつらく、 スタイリングがしづらい状態でしたが、ご覧の通り艶と透明感がアップ。
根元から白髪を隠して明るめの透明感カラー。
素敵です。
最後に、
エイジング毛に悩まれているお客様の後ろ姿です。
白髪も、
艶と透明感のオンパレードです。
とても素敵ですね。
さて、ここで何か聞こえて来そうな予感です笑
「どうせストレートアイロンで仕上げているから、艶々なんでしょ?」
「またシャンプーして乾かしたら元に戻るじゃない?」
んー。
もちろん。
ストレートパーマや縮毛矯正では無いのでクセが改善している訳ではありませんが、それでも少しは治ります。
ちょっと怪しまれたくないので、ちゃんとお見せします。
一度、ストレートアイロンで仕上げたモデルさんを再び濡らして、乾かしました。
どうですか?
ホンモノの酸熱トリートメントをお見せしたいので、ちゃんとした正直な画像も見せます。
ストレートアイロンいれていません。
乾かしただけ。
ここまで改善出来ています。
やっと完成した髪質改善トリートメント。
エイジング毛の特化型、酸熱トリートメント、
その名も、
エイジレス酸熱トリートメント
いかがですか?
酸熱トリートメントは髪や薬剤知識が無いと全く効果が出なかったり、逆に傷ませてしまう事があります。
トリートメントだから安心!
なんて思っていたら大間違い。
他のトリートメントに対して料金も高くなっているのは、それだけ薬剤を取り扱うのが難しいからです。
細かいph(ペーハー)コントロール、酸濃度のコントロール、様々な髪質に対してのアプローチ。
どれをとっても繊細に扱っています。
どうしてもストレートパーマや縮毛矯正に抵抗がある方や、トリートメントでクセを抑えたいという方は是非、お試しください。
酸熱トリートメントに関しては3回位、連続でやると効果が持続しやすくなります。
キューティクルに優しく、白髪染めにも相性の良い、まさに40代、50代専用の、異次元トリートメントを体感してください。
Copyright© 2025 AIR銀座タワー All rights reserved.