【白髪ぼかしと白髪染めの違い 40代からの白髪はどう染める？】

白髪染めと白髪ぼかしの違いは？
カラー後の経過は？
あなたの白髪の量はどれくらい？
普通のヘアカラーと白髪染めの主なダメージの違いは？？

最近、白髪染めや白髪ぼかしなどのワードをよく聞きますが、一体何がちがうのかな？

美容師さんの見解にも個人差はあるので、表現の仕方で色々捉えられ方も変わってくるとは思いますが…いろんな情報が飛び交う昨今、自分にはどんなカラーリングの仕方が合うのかな？そんな白髪に関する徹底解説！！！

白髪染めと白髪ぼかしの違いは？

白髪染めと白髪ぼかしは、両方とも白髪を隠したり目立たなくするための方法ですが、その手法や効果には違いがあります。

まず【白髪染め】
◎白髪を完全に隠すために使用される染料を含むカラー剤です。

◎白髪を好みの色で染めることができます。一般的には、自然な髪の色に近い色合いが選ばれます。（地毛よりはもちろん明るくできますが、少し暗めの仕上がりのものが多いです）最近では、自然なブラウンから、赤み、アッシュ味など幅広く色が選べます。

◎白髪が目立たなくなり、髪全体が均一な色合いになります。

◎一度染めると、白髪は浮いてこないかな？と言えるくらい、色持ちします。

次に【白髪ぼかし】
◎白髪を目立たなくするために、髪の色を微妙に調整する方法です。完全に隠せるとは言い難い場合もあります。

◎白髪部分に明るめのハイライトを入れたり、周囲の髪の色を調整して白髪を目立たなくします。

◎白髪が完全に隠れるわけではなく、自然なグラデーション効果を目指します。

◎白髪が染められた部分との境界が目立たないため、根本の成長が目立ちにくいです。

◎薄めのハイライトやトーンを使用するため、自然な見た目を保ちながら白髪をぼかします。明るめの仕上がりになりやすいです。

カラー後の経過は？

白髪染めは白髪を完全に隠すことができますが、定期的なメンテナンスが必要です。

髪の毛が伸びるのが早い人は、1ヶ月くらいで境が気になり、染めなきゃ！！となってしまいますね。

一方、白髪ぼかしは自然な見た目を保ちながら白髪を目立たなくすることができますが、完全に白髪を隠すわけではありません。

どちらの方法を選択するかは、白髪の量や髪の状態によって異なります。

あなたの白髪の量はどれくらい？

30代までは、白髪が少ししか目立たなく、白髪染めを使って完全に白髪を隠す！というやり方をしてましたが、逆に40代になり、白髪の量が気になり始めて、白髪ぼかしに移行していくという場合もあります。

年齢もありますが、年齢に関わらず、白髪の量には個人差があります。

白髪ぼかしをしたいけど、まだ白髪の量はそんなに多くないな！って方は、一度ハイライトを入れてみては？ハイライトを入れることによって、白髪に近い明度の髪の毛を作って、カモフラージュできます。

白髪ぼかしで、ワンカラーで染める場合は、薄めの色で染めるので、時間が経過すると染めた部分も少しカラーが落ちたような状態になってしまいます。1〜1.5ヶ月でメンテナンスをしてあげるのが理想です。

白髪ぼかしのメリットとしては、今まで以上に透明感のあるカラーリングや、カラーバリエーションを楽しめることです。

普通のヘアカラーと白髪染めの主なダメージの違いは？？

1. アルカリ度数の違い：白髪染めは通常、より高いアルカリ度数を持ちます。これは、白髪を染めるためにより強力な染料や処理が必要なためです。一方、普通のヘアカラーは、一般的にアルカリ度数が低く、柔らかい染料を使用します。

2. キューティクルの開閉：白髪染めの場合、より強いアルカリ性の処理剤が使用されるため、髪のキューティクルがより広く開かれます。これにより、染料が髪の内部に浸透しやすくなります。一方、普通のヘアカラーでは、キューティクルを開く処理も行われますが、白髪染めほど強力ではありません。

3. 使用される染料の違い：白髪染めには通常、髪のメラニンをより完全に覆う染料が使用されます。これにより、白髪を効果的に染めることができます。一方、普通のヘアカラーでは、より自然な外観を目指し、より柔らかい染料が使用されることがあります。

白髪染めの処理は通常、髪により多くのダメージを与える傾向があります。それにもかかわらず、適切なアフターケアと髪の健康を考慮した選択を行うことで、ダメージを最小限に抑えることができます。最近のカラー剤（白髪染めも含め）カラーリングをすることでかなり髪の毛に負担がかかることは軽減されていますが、頭の隅にこのような知識があると、またいい意味でカラーリングが楽しんでいけると思います。