ハイライトカラーの色落ちについて【抜け具合は?ケア方法は?比較写真も紹介】
2021/10/30
火曜日
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2021/10/30
東京銀座の美容室air-GINZA
スタイリストの岡田です。
仕事もプライベートもおしゃれでいたい
オトナ女子向けのナチュラルなハイライトをご提案しています。
私がご提案しているナチュラルなハイライトについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。
この記事では、
ハイライトを入れてみたいけど、その後の色落ちが気になる・・・
ハイライトを入れた後のメンテナンス方法が知りたい
といった、ハイライトカラーのその後についてご紹介します♪
ズバリ、ハイライトを入れた部分は、普通のカラー剤で染めた部分に比べて、明るく色落ちします。
ハイライトとは、ベースのカラーに対して部分的に明るい毛を作ってデザインするカラーです。
髪の毛を明るくすればするほど、髪の毛の中のメラニン色素(※1)を多く削ることになります。
そのため、色落ち後の状態はハイライトの方が普通のカラーよりも明るくなります。
(※1…髪の毛の中にある髪の毛の色を作る黒い色素のこと)
ハイライトは、普通のカラーと明るいカラーが規則的に入り混ざったカラーです。
ハイライト部分は比較的早く色落ちしますが、ベースは普通のカラーなので基本的に色落ちの速さには違いがないと言って良いでしょう。
色落ちの速さは普通のカラーと同じですが、根元の伸び具合の目立つ速さについてはハイライトの方が目立つまでの速さが遅くなります。
通常のカラーでは、全部の髪の毛にカラー剤を乗せるので
伸びてきた部分が”実線”になり、境目は目立ちやすくなります。
一方、ハイライトでは部分的にカラー剤を乗せるので
伸びてきた部分は”波線”になり、境目がぼやけ、目立ちづらくなります。
通常カラーとハイライトでは、色落ちの速さはさほど変化はありませんが、根元の伸びの目立ちやすさには違いが見られます。
ハイライトを入れた後のメンテナンスは、どんな風にすれば良いのでしょう??
ハイライトの色落ち後のサロンでのオーダー方法についてご紹介します。
ハイライトと普通のカラーの色落ちの速さの違いでもお伝えした通り、
色落ちの速さにさほど差はなくても、根元の伸びの目立ちやすさはハイライトを入れた時の方が遅くなります。
そのため、ハイライト後のカラーメンテナンスは普通のカラーより遅らせて大丈夫です。
とはいえ、色落ち具合や早さに関しては、使う薬や髪質によっても変わるため、色落ちが気になった時をメンテナンスのタイミングにするのが良いでしょう。
ハイライト後のメンテナンスのオーダーに関しては、
1、今回ハイライトを再度入れるかどうか
2、明るさはどれくらいにしたいか
3、色味はどれくらいにしたいか
の3つを軸に美容師さんに伝えましょう。
ハイライトを一度入れると、その髪の毛がカットして無くならない限り、ベースにハイライトが残り続けます。
なので、さらにハイライトを加えるのであれば、前回の仕上がりよりもさらにハイライトによる全体の明るさが明るくなります。
さらに全体の印象を明るくしたい、さらに透明感を出したい方は、前回に引き続きハイライトを入れるのも良いでしょう。
逆に前回の仕上がりと同じ明るさや透明感を求めるのであれば、ハイライトは入れず普通のカラーでメンテナンスするのが有効です。
ハイライト後の色落ちは、いつものカラーより少し明るくなります。
その状態からどれくらい暗くしたいのか、もしくは明るくしたいのかを必ず伝えましょう。
それによって使用するカラー剤や入れる色味の幅に違いが生まれます。
明るさ、色味を決める際には、どちらが優先なのかを自分の中で決めておくのが便利です。
ハイライトを入れた髪の毛は、普通のカラーをしている毛よりも色味の発色が良くなります。
好みの色味を美容師さんにオーダーしみるのもオススメです♪
色落ちも合わせてカラーを楽しめるのがハイライトの醍醐味ともいえますが、
完全に色落ちしてしまうのは、遅らせたいもの。
カラーの色落ちの速さは、ホームケアに大きく関わっています。
ここでは色落ちを遅らせるためにホームケアで大切なことをご紹介します。
カラーをする際、お薬で色素の出入り口を開くため、その後数日間は色素の抜けやすい状態が続きます。
そのタイミングで髪の毛が濡れたままの状態で長時間過ごすことは、色落ちのリスクを高めます。
髪の毛は濡れた状態の時にキューティクルが開くので、色素が抜けやすくなるからです。
なので、カラーのもちをよくするには、髪の毛が乾いている状態をできる限りキープしておくことが大切です。
前述の通り、髪の毛が濡れている時は、色落ちがしやすくなっている状態です。
たとえすぐにドライヤーをしたとしても、完全に乾いていない状態だと、徐々に色落ちしてしまうリスクがあります。
髪の毛のキューティクルを完全に閉じ切るために、シャンプー後はしっかりドライヤーで乾かしましょう。
色落ち予防の守りを固めたら、攻めのケアも加えることで、より綺麗なカラーを長持ちさせましょう。
その方法が、カラー入りシャンプーです。
カラー剤の色素が入ったシャンプー剤で定期的に洗髪することで、色落ちした部分に色素を補給することができるんです。
代表的なのが、『紫シャンプー』です。
日本人の髪の毛には黄色味が残りやすいため、カラーが落ちて退色した髪色に補色の紫を入れることで、綺麗なカラーを復活させることができます。
ハイライト施術後は、実際にどれくらいの期間でどれくらい色落ちをするのか、
実際にハイライトの施術をされたお客様の具体例をご紹介します。
色素補正のハイライトは、全体に細かいハイライトを入れた後、もう一度カラーを重ねるダブルプロセスカラーです。
徐々に本来持っている髪の毛の色素を削りながら、透明感を育てていくカラーなので、カラー後は髪の毛の赤みが消えて柔らかい印象の髪色になります。
色落ち後は、ダブルカラーで入れたカラーが抜けて透明感は無くなりますが、ハイライト施術前よりは赤みやオレンジ味が減った状態になります。
プリンにならないハイライトカラーは、カラーして期間がたっても根元プリンにならないように、ハイライトで境目をぼかすカラーです。
根元とカラーをしている部分が柔らかく繋がって、そのほかのオレンジに抜けた部分がくすんで柔らかい色になります。
色落ち後は根元側の暗い部分の割合が下がってきて、毛先のくすませた部分は色落ちして赤みが出てきます。
ハイライト施術前と、施術後の色落ちを比べると、根元との境目がよりぼやけて柔らかく繋がるので、重ねれば重ねるほど根元プリンが目立ちづらくなります。
いかがでしたか??
色落ちまで楽しめるのが、ハイライトカラーの魅力です♪
是非ともこちらの記事を参考に、ハイライトカラーをもっと楽んでいただけたら嬉しいです。
ハイライトをやってみたいけど、オーダー方法が不安な方、
ハイライトをやったことがあるけど、思うような仕上がりにならなかった方、
是非一度、air-GINZAにてご相談ください♪
あなたにぴったりのハイライトデザインをご提案させていただきます!
日常に溶け込むナチュラルなハイライトで、ワンランク上のカラーリングをご提案します。
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自分だけのヘアスタイルを見つけたい方、ぜひご指名ください。
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仕事もプライベートもおしゃれでいたい オトナ女子向けのナチュラルなハイライトをご提案しています。
派手じゃないハイライトがオススメの理由 "ハイライト入れました!!" というがっつりデザインされたカラーもとってもステキですが プライベートとの両立で仕事でも活躍されている"オトナ女子"には ナチュラルだけど、普通のカラーとは差のつくカラーがオススメです!
仕事で派手にはできないけど、のっぺりした普通のカラーには飽きた!という方へ
とってもオススメのカラーなんです!
ナチュラルなハイライトの効果って??
それでは、ハイライトには具体的にどんな効果があるのでしょう??
ただおしゃれなだけでなく、具体的にヘアスタイルをステキに見せてくれる効果をご紹介します☆
①立体感を出してくれる 普通のカラーだと、なんとなくのっぺりして見えがちな暗めのカラーなども、 ハイライトをプラスすると、陰影が生まれて立体感が出てくれます。
ハイライトを入れた部分が光の筋の効果を出してくれるので、その部分が手前に出て、すぐ隣の普通の毛が奥に引っ込むイメージ。 そうすることで立体感が生まれます。
ちなみにハイライトと逆の、"ローライト"を同時に入れてあげると、より立体感を演出できるのでオススメです♪
②透明感を出してくれる 日本人の髪の毛には、もともと赤の色素が強く含まれています。 なので、青みのカラーを目指しても、赤みが残ってしまい目指す透明感が出てくれないという難点が。 極細ハイライトを重ねることで、髪の毛の赤みを削ってきれいな寒色系のカラーを再現できます。
③根本プリンが目立ちづらくなる 通常のカラーは、新生部(カラー剤を乗せていない、新しく生えてきた髪の毛)と、既染部(カラー剤を乗せた髪の毛)の境目がはっきりします。 なので、新生部がのびてくると既染部との境目が目立ちやすい、、、
一方、ハイライトを使ったカラーは、新生部と既染部との境目がハイライトによってはっきりしません! だから、プリンが目立ちづらい!!
忙しい大人女子にはぴったりですね★
ハイライトカラーのしくみって?? ハイライトとは、数ミリの毛束を規則的な間隔で明るく染めるカラー技法です。
そうすることで、全体を明るくするのに比べて より柔らかく、ローダメージでトーンアップ(髪の毛の全体の印象を明るくすること)ができます。
方法としては、アルミホイルを使用して染めたい毛束だけを拾って、カラー剤を載せていきます。
通常のカラーが、100%の髪の毛を染めるのに対し、 ハイライトカラーは、10%から30%ほどの髪の毛を均一に染めるというイメージです。 (ハイライトの入れ方によって、パーセンテージは前後します) なので、通常のカラーより断然ローダメージなんです!
通常のハイライトと、”ナチュラルなハイライト”の違いって?? 具体的に、一般的なハイライトとオトナ女子向けのナチュラルなハイライトは何が違うのでしょう?? ハイライトの仕上がりを左右するのが、
1、ハイライトを入れる太さと間隔 2、ハイライトに使用する薬剤 です。 1、ハイライトを入れる太さと間隔 規則的に毛束を染めていくハイライト。 薬剤をのせる毛束の太さと、その毛束の感覚で 仕上がりのイメージは変化します。
一般的なデザイン性の強いハイライトは、しっかりハイライトの明るい部分が見えるよう、比較的太めに毛束を拾います。 また、間隔も広くとってハイライトの存在感を出していくことが多いです。
それに対してナチュラルなハイライトは、細めの毛束を密な間隔で拾うことが多いです。 そうすることで、全体に馴染ませながらハイライト効果を出すことができます。
2、ハイライトに使用する薬剤 ベースのカラーよりも明るめの薬剤を使用するのがハイライト。 デザインによって使用する薬剤は変わりますが、 薬剤のパターンとしては2パターンあります。 【パターン1】髪の毛をしっかり明るくする薬剤でハイライト。その後に色を入れて明るさを調整する
【パターン2】程よく髪の毛を明るくする薬剤でハイライト。一度のハイライトでカラーを完成させる
【パターン1】髪の毛をしっかり明るくする薬剤でハイライト 1.の方法が、主に一般的な(派手めの)ハイライトで用いられる方法です。 ハイライトに使用する薬剤は、基本的には色素の入っていない、明るくするためだけのお薬を使用します。 その後に色素の入っている薬剤を乗せて、仕上がりの明るさにしていきます。 ハイライトとベースの髪の毛の明るさの差が離れれば離れるほど、派手な印象のデザインになります。
1.の方法は、ナチュラルなハイライトにも用いられる方法で その際はハイライトを細めに入れたり、後から重ねるカラーを暗めに設定してベースのカラーの明るさとの差を縮めます。
【パターン2】程よく髪の毛を明るくする薬剤でハイライト 2.の方法は、あまり頻繁にカラーをしたくない方や 柔らかくトーンアップをしていきたい方にオススメの方法です。 仕上がりの明るさを想定した程よい明るさの薬剤で細かくたっぷりハイライトを入れることによって全体を明るくしていきます。 ベースの明るさとハイライトの明るさには、あまり差をつけません。
ハイライトだけで仕上げるので根元との境目がくっきり出ず、プリンが気にならないのが特徴です。
ハイライトカラーの色もちは??
根本プリンが目立たない=色もちが良い?? ハイライトカラーは、どれくらい色もちするの?? 女子にとってとっても重要なカラーの色もち。 実際、ハイライトカラーはどれくらい"もつ"のでしょうか??
基本的に、使用する薬剤にもよりますが、一度ハイライトを入れると、ハイライト部分以外の色をハイライトと同じ明るさにしない限り、ハイライトは残り続けます。
ハイライトのしくみって?? でもお伝えしたように、周りのカラーとの明るさに差をつけるのがハイライトカラーの特徴です。
カラー剤には、 髪の毛を明るくする成分 髪の毛に色素を入れる成分 が含まれています。
髪の毛を明るくする成分で一度明るくされた髪の毛は、基本的にその明るさを保ち続けるため、周りの髪の毛との明るさのコントラストはずっと変わりません。 なので、一度ハイライトを入れた後は 抜けた色素を補うカラーでメンテナンスします。
ハイライトの効果は消えていないので、ハイライト後のカラーでは、普通のカラーの工程を重ねるだけでハイライトの効果が得られるのです。
ただし、 色素を補うカラーのなかで、徐々にそれ以降に入れた色素がハイライトの部分に蓄積していったり、 周りの髪の毛をハイライトと同じくらいまで明るくしたりすると、 ハイライトを入れた髪の毛と周りの髪の毛とのコントラストが埋まってしまうため、効果を失ってしまうのです。
ちなみに、明るめのハイライトの後にさらにカラーをする方法と、ハイライトだけでキレイなブラウンをつくる方法があり、 後者は、根本から新しく生えてくる髪の毛と、髪の毛を染めた部分にグラデーションをつけながら明るくしてくれるので、カラー施術を3ヶ月から半年の周期に伸ばしていくことが可能です。
大人女子向けハイライトのオススメ適用法3選
ハイライトの特徴を活かして、いつもより便利にカラーを楽しむことができます。
オススメの適用法を3つご紹介します♪ ①根本プリンが目立たないカラー ハイライトを細かく、全体にたっぷり入れることによって、根本とカラーをした髪の毛を自然につなぐことができます。 なので、伸びてきても根本プリンが目立たないカラーに。 (カラー周期:3ヶ月〜6ヶ月)
②白髪ぼかしカラー
白髪に見立てるように、極細のハイライトを白髪毛になじませると、徐々に白髪がぼかされて、普通の白髪染めをするより、白髪ののびが目立ちづらくなってくれます。 白髪ぼかし効果のあるハイライトと、明るめの白髪染めのタッグで、白髪染めの周期を広げていく方法がとってもオススメです☆
③ハイライトでつくる透明感カラー 前述のとおり、日本人の髪の毛は、カラー剤の中の明るくする成分で明るくしても、赤みが残りやすい特徴があります。 だからといって全体に強い薬剤を使用すると、ダメージや色の抜けが気になります…
そこで有効なのが、全然にパワーの強い薬剤を使用して細かくハイライトをいれてから、優しい薬剤で色を乗せていく方法です。
そうすることで、全体に透明感のあるカラーが実現します♪
まとめ いかがでしたか?? 派手なカラーにはできなくても、ハイライトを使うことで、より魅力的なカラーリングに仕上げることができます! ハイライトを効果的に利用して、いつもよりオシャレな、カラーを楽しみましょう♪