ブリーチ&ハイトーンカラー徹底解剖!メリットデメリットから、今気になる暖色カラーまで!
2024/05/24
火曜日
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2024/05/24
こんちには!air銀座店スタイリストの青木です!
今回はよく質問を頂くハイトーンカラーについて解説していこうと思います。
ハイトーンカラーと聞くと「派手なイメージ」「髪がダメージして痛みそう」と言うデメリットが多く上がって来ますが、「思い通りの色に出来る」「カラーデザインの幅を広げられる」「色落ちまで楽しめる」など多くのメリットがあり、大変おすすめのメニューとなっております。
よくある質問をまとめて4つほど紹介させて頂きます。
まずはじめにブリーチ剤がどのような薬剤なのか解説していこうかと思います。
ブリーチとは一言でいうと髪のメラニン色素を脱色すると言うことです!
このメラニンを脱色する際に使われるのがアルカリと過酸化水素です。
この2つを混ぜ合わせて髪の毛に塗布する事でアルカリが髪のキューティクルを開かせると共に過酸化水素の力を上げてくれるので、酸化力が上がりメラニン色素が分解されると言う仕組みです。
実際にブリーチを髪に塗布するとどうなるのか、
こちらの画像は半年ほど前にブリーチした髪が伸びて来て、根本の方だけ黒髪になっていて、純粋なバージン毛なのでメラニン色素がしっかりと残っている状態です。
早速ブリーチ剤を塗布して行きたいと思います。
今回は、
ブリーチ剤(粉末)に対して過酸化水素(オキシ6%)を1.5倍入れて脱色して行きます。
こちらが塗布後の画像です。
根本のみブリーチ剤を塗布しすでにブリーチされているところにはつけません。
40分後の仕上がりがこちら
毛先の明るさに合わせて根本が明るくできました!
毛先には一切ブリーチ剤をつけなかったのでダメージも最小限に抑えられています。
ハイトーンカラーのメリットとして1番上げられるのが、どんな色でも好きな色に出来る点です。
通常のカラーでは髪の色素が邪魔をして明るめのトーンにする事や透明感を出す事、色彩を出す事に限界があります。
特に初めてカラーをした時に思ったより変化が無かったという方も多いのではないでしょうか。
そういった方は一度ハイトーンカラーに挑戦してみるのもいいかもしれません。
通常のカラーの場合カラーの色素がおおよそ1〜2ヶ月ほどで落ち切りその後はメラニン色素のブラウンになる方がほとんどです。
ブラウンが出てくると「色落ち感」が強くなりまた染め直さないといけなくなります。
対してハイトーンカラーの場合、最終的にはカラーの色素は落ちてしまいますが、透明感やブランドの美しさは楽しむことが出来るので通常のカラーよりも長く楽しむ事が出来ます。
最近では「イヤリングカラー」「インナーカラー」「ハイライトカラー」など部分的にブリーチをしてハイトーンカラーを楽しむ方も増えています。
全体をブリーチせずに部分的に行うことで髪のダメージを抑える事もできるためこちらもおすすめです。
通常のカラーよりも髪の色素を分解する力が強いため、髪の組織を損傷させダメージを蓄積させてしまうことがあります。
最近ではカラー剤の中に栄養成分を混ぜたり、髪質改善用のトリートメントなども出ているので、ケアをしながらハイトーンを楽しんでいただくことをおすすめします。
髪のキューティクルを開いて脱色するため、色を入れた後、髪の外は流出するのが早くなります。
染めたての色から色落ちに至るまでの期間が短くなるので、長く楽しみたい方は、はじめは色を濃く入れてじっくり色落ちしていくのを楽しみましょう。
ドラッグストアなどでブリーチを見かける方もいらっしゃると思います。
果たして自分のお家で市販のブリーチを使用しても大丈夫なのでしょうか。
結論、あまりおすすめ出来ません。
市販のブリーチ剤はケア剤などが含まれていないケースが多く髪への負担が多いことがあります。
美容室でブリーチを行う場合、美容師が髪の状態から使用するブリーチ剤の強さや放置時間などをカウンセリングしてから判断します。
一方で市販のものを使用する場合、一般の方が自己判断でブリーチ剤を用意し放置時間も髪の状態を見ずに決めてしまう事があるため、ムラやハイダメージなどを引き起こしてしまう原因になるのであまりお勧めできません。
今回はハイトーンカラーとブリーチについて解説しました。
ハイトーンカラーは仕事柄出来なかったり、学校で禁止されている事が多いかと思いますが、目立たないところにワンポイント入れるだけでも気分が上がると言う方もいらっしゃいます。
全頭ブリーチするもよし、ワンポイントブリーチするもよし魅力満点のハイトーンカラー、皆さんも是非やってみて下さい。
ありがとうございました!
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