【面長×ボブ】前髪と顔周り・シルエットでカバー|似合わせるための3つの方法
2020/03/02
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2020/03/02
こんにちは。
air池袋店の美容師・中村有佑と申します。
私が担当させていただくお客様は「ボブ」の方が非常に多くてですね、日々お悩みや相談を伺った上で「共に解決していく」というサロンワークを行っております。
そんな中、やはり皆様が多くのお悩みをお持ちなんですよね。
こちらのコラムでも、そんなお悩みを少しでも解消し、『多くの方にポジティブに似合うヘアスタイル(ボブ)を選んで楽しんでいただきたい』という想いから、日々のサロンワークにてお客様にお伝えしていることや考えをこうして記事として書かせていただくことにしました。
ぜひ参考にしていただけると嬉しく思います。
「ボブにしてみたいけど、、、私って面長だから、、、」
ええ。ものすごく解ります。
「ああ、、、似合わないんじゃないか?」 「いや、絶対に似合わないに決まっている」 そう仰りたいのは解ります。
とはいえ、ネガティヴから生まれる「決めつけ」は全く必要ありません。
ここでプロの美容師として「面長さんが似合うボブ」そして、面長をカバーするポイントであるスタイルや前髪をご紹介したいと思います。
面長さんにとって、最も重要ともいえる前髪。
まずは前髪の「長さ」と前髪を作る「幅」で、面長さんボブに似合うポイントをお伝えします。
こういった「長めな前髪×センター分け」は、、、
それだけは、、、、
超絶NGです、、、
というのも、「前髪長め×センター分け」だと、上の画像のように「縦:横」の割合において、縦が圧勝してしまうと更に面長をを強調したスタイルになってしまうんですね。
特にセンター分けだと顔周りが隠れて横幅を狭くしてしまう為、何があっても絶対にNGなのです。
そう、一見「小顔効果」のありそうな輪郭を隠すような前髪も実は逆効果になると言う事実。。。
怖いですよね。。。
では、面長さんボブでは前髪をどうすればいいのよ?ってことなのですが、、、
こうすることにより、縦の割合が狭くなり、お顔の出る面積の中にて横幅が強調されて面長感が軽減されるのです。
そう。錯覚というやつですが、少し変化させるだけで見た目がはっきりと変わってきます。
「いやいやいや!!前髪はすぐ伸びてくるから短めにするんだよ!!!」 そんなTHE・面倒くさがりやさんもいらっしゃるかと思うのですが、、、
そこはマメにカットするか、伸びたらこんな感じで丸みをつけてあげてください。
煩わしく感じるかもしれませんが、少しはご自身で頑張っていただくことも必要不可欠でございます。
では、次のポイントです。
この「前髪の幅」も大きなポイントとなります。
ここでやってしまいがちなのが「前髪の幅を狭くして少しでも顔を隠そう」としてしまうこと。
ですが、面長さんにはそんな必要はございません。
幅を広めてあげることによって、更に縦の割合が狭くなるため、定説とされる赤い点の「目尻幅」を超えてカットする方が似合わせるポイント。
目尻幅を超えた部分はサイドに繋がるように斜めにするのがベターです。
ここも前髪に次いで重要ポイントです。 前髪から繋がってくる顔まわり。
このように締めてしまうような真っ直ぐな残し方が似合うのは丸顔さんであり、、、
これも「小顔効果」というものが期待されて選択されがちなのですが、、、 面長さんには不向きです。
これも丸顔さん向けとは逆で、、、
このように、顔まわりの髪は前髪から繋がるように、、、
丸みがつくように段(レイヤー)を入れてあげるのがベスト。
このポイントはカットが重要になり、直毛の方でも切り方によってカットラインで丸みを作ることもできるので、信頼できる美容師さんに任せてください。
(ご自身でカットは絶対にダメですよ)
さて、今までは「前髪〜顔まわり」といった、ヘアスタイルの内枠の部分の内容を書いてきました。
これはいかに顔の「縦:横」をバランスよく見せるかという指南だったわけですが、3つ目のポイントはヘアスタイルの外枠の内容になります。
内枠(インシルエット)と外枠(アウトシルエット)が上手くマッチした時にこそ、より似合うヘアスタイルが完成します。
例えば、「小顔!小顔だ!」と言って、顔を隠すような内枠を作っても、外枠がマッチ棒みたいな外枠ヘアスタイルを作ってしまうと、顔が小さく見えても面長強調してしまって「お、おう、、、」となってしまいますよね?
それほど大切である面長さんボブの3つ目の最終重要ポイント「シルエット」いきましょう。
こういった、、、
最も美しく見せてくれる「黄金比」と呼ばれるひし形は一見よさそうに見えがちですが、、、
面長さんにはどちらかというと不向きです。
サイドのシルエットがタイトになってしまうようなシャープめの前下がりボブは縦を強調してしまうので、やめた方がいいです。
肩上までの長さのボブの場合は、下に重さを持ってくるのが面長をカバーできるスタイルになります。
このように長さを顎ラインより長く設定し、下に重さを出した「Aラインボブ」
顔幅だけでなく、全体のバランスとして裾広がりなAラインシルエットにて横幅を出すことによって、縦幅が縮んだ印象に。
ストレートタッチでも巻いたりパーマでも割と挑戦しやすいスタイルですよね。
そして、ここに挙げたスタイルは先ほどの ・前髪 ・顔まわり この両ポイントとを抑えたスタイルなので、より似合わせ増し。
あまり段差を入れないで厚みを残した「切りっぱなしボブ」も面長さんには似合います。
決して量調整で薄くしないで、厚みを残すのがポイント。
先ほどは「ひし形」はダメよ〜と言っておりましたが、上記のようにシルエットの下に重さを持ってくる場合はサイドにボリュームが出るようなスタイルでも似合います。
こんな感じで毛先に丸みをつけて、厚みを出してあげることによって、菱形シルエットでも面長さんには似合わせることができます。
*ボリューム感を出すスタイリング方法はこちらの記事をご参考に*
今までは「毛先に厚みを!!」と散々申してまいりましたが、毛先が軽くてもパーマやカールアイロンで動きをつけてあげることによって似合わせることが可能です。
こんな感じでサイドにふくらみを持たせてあげると似合うボブになります。
前髪ありだと、毛先の軽さに合わせて少しシースルーバング気味にしてあげるとマッチしますね。
同じようなスタイルでも前髪長めだとこんな感じですね。
まとめると
これらのポイントを組み合わせて抑えていただければ、面長さんでもポジティブにボブに挑戦していただけるのではないかと思います。
そんな想いをもって、美容師としてお悩みを文章でも少し解消させていただきたく書かせていただきました。 見てくださる方や検索でたどり着いた方が少しでもそうなってくださることを願っております。
それでは素敵なボブライフを。
そして、似合わせヘアスタイルは僕にお任せください。
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