アッシュは白髪染めでも表現できる!
2019/12/11
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2019/12/11
こんにちは、池袋西武9階の美容室air池袋(エアー池袋)の竹内です。
今回はアッシュを使った白髪染めに関しての記事です。
カラーの歴史において『アッシュ』この色無しには語れない程、長きに渡り不動の人気を誇ってきた色です。
昨今のグレージュや透明感のある外国人風カラーなどもアッシュ抜きには表現できない場合が多いです。
皆様も様々なアッシュ系の色味でカラーを楽しんでいることと思いますが、白髪が生えてきた場合に今まで通りにアッシュ系で染める事ができるのでしょうか?
そこのところを今回は解説していきたいと思います!
ではそもそもアッシュって何色なの?というところから説明していきたいと思います。
アッシュは灰色という意味ですが、カラーリングにおいてはグレーがかったブラウンといったところでしょうか。
はい、こちらがお洒落染めのアッシュ系のカラーに配合されている色味です。
紫がかったブルーに見えますよね。これが透明感を出す上で重要なのです!
多くの日本人の髪は脱色をしていくと赤味を感じたり、オレンジっぽい暖色系の色になっていきます。そこに青紫で寒色であるアッシュで染める事で赤味を打ち消し透明感のある仕上がりになるという事ですね。
ではこれを実際に染めてみると…
はい、この様に透明感のある仕上がりになるわけですね。
では次に白髪染めのアッシュ系はどの様な色味が配合されているのでしょうか。
あれ、お洒落染めとは随分違いますね。ぱっと見ブラウンに見えますね。
ここでお洒落染めと白髪染めの違いについて説明していきます。
簡単に言うと、ブラウンが入っているかどうかの違いです!
お洒落染めはよりクリアな発色を求められる為ブラウンが配合されていません。
逆に白髪染めは白髪を染める為に大量のブラウンが配合されています。が故に白髪染めのアッシュは濁って見えるんですね。
比較してみても同じアッシュとは思えないほどの違いですよね。
その為に美容室で白髪染めで透明感のあるアッシュにしたいとオーダーすると、できないと言われてしまう原因なんですね。
もっと詳しくお洒落染めと白髪染めの違いを知りたいという方はこちらをご覧下さい。
確かに白髪染めの濁ったアッシュでは透明感のある色味は出そうにないですよね。
ではやはり白髪染めで透明感を出す事はできないのでしょうか?
結論から言います‼︎
「出せます‼︎」
大丈夫です安心して下さい。今の現状の色によりけりですが、白髪染めでも透明感のあるアッシュは出せます。ただ一度のカラーでは出来ない事もあり、徐々に完成度を高めていくというほうほうです。
では透明感のあるアッシュを作る上でのポイントを解説していきます。
では実際に白髪を染めていくとして、どのくらいの明るさがいいのか。
白髪の量にもよりますが、7〜10レベル程度がオススメです。
なぜこの明るさなのかといいますと、これ以上に暗い色になってくると白髪とのコントラストが強くつき、白髪が伸びてきた時に目立ちやすいという事が言えます。
また、暗い色で染めた場合は色味を感じる事があまりできません。
カラーの色味をキレイに発色させる為にもある程度の明るさで染めてあげた方が良いと思います。
逆に10レベル以上の明るさで染めた場合は、仕上がりは白髪は馴染んでいますが早い段階で毛先の白髪が気になってくると思います。褪色が進むとかなり明るく褪色するので、艶が出にくくパサついて見えます。
大人世代の女性は品よく艶のあるヘアは欠かせない要素となりますので、是非参考にされて下さい。
では本題に入っていきます。
今回染めさせていただくお客様は、ちらほらと白髪が出始めた状態です。
元々ファッションカラーで染めていましたが、白髪が出始めどうしたらいいかとご相談を受け、ここ何回かは白髪を染めつつカラーリングをさせていただいています。
毛先はある程度褪色しています。このくらい明るく抜けてきている場合はある程度の透明感を出したアッシュを表現する事ができます。
この様な場合は、根元の白髪が気になるところは白髪染めに対応したカラー剤を使い、透明感を出したい毛先にはお洒落染めで染めていくという方法がオススメです。
airで取り扱っている白髪染めはある程度の明るさでも白髪を染める事のできるものがあり、明るさは出しながら白髪をカバーする事が可能です。
今回の染め方は、
◆白髪の部分→8レベル程度のファッションカラーと白髪染めのミックス。
◆毛先→10レベル程度の濃いめのファッションカラーのアッシュ。
で染めさせていただきました。
仕上がりがこちら。
キレイに染まっていますね。根元はファッションカラーと白髪染めをミックスして染めたわけですが、これには理由があります。白髪染めでももちろんアッシュという色はあります。しかしファッションカラーのアッシュと違い、白髪染めの場合はあくまでブラウンベースという事もあり、アッシュが柔らかく発色します。
今回は毛先にある程度濃いアッシュを入れたかったので、毛先との馴染みをイメージし根元にもある程度しっかりとアッシュ感を出したかったのでファッションカラーと白髪染めのミックスを選択しました。
毛先もアッシュ感と透明感が表現できていると思います。
元々ファッションカラーで染められていて、ある程度の明るさがある場合は比較的キレイに染める事ができます。
いかがでしたか?白髪をカバーしながらアッシュで染める事はできます。
ただしある程度の明るさがないと透明感は出づらいという事です。
例として毛先まで白髪染めをされていて、毛先がかなり暗くなってしまっている場合。この場合は一度毛先の白髪染めをブリーチを使って脱色し明るくしてから、透明感のあるアッシュで染めていくという流れになりますが、髪への負担は大です。個人的にはあまりオススメはしません。
こういった場合は毎回ハイライトを少しづつ入れて、徐々に明るくしていくという方法がオススメです。
一度で完成という訳にはいきませんが、髪の負担を考えるとこの方法がベストですし、徐々に変化していくヘアを楽しむ事もできます。
また機会があればそちらの記事も書かせていただきますね!
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◆ヘアマニュキュア 【メリット】 ・一度で染まる(キューティクル、表面近くのコルテックスのみ染まる) ・髪や頭皮への負担がない。 ・髪をコートし艶が出やすい。 【デメリット】 ・髪色を明るくできない(白髪にしか色が付いて見えない) ・頭皮に付着すると色が落ちにくい(頭皮につけて塗れない、根元ギリギリからしか塗れない) ヘアマニキュアの場合は髪や頭皮に負担がかからないというところが最大のメリットだと思います。黒髪を明るくできないので白髪がある部分だけに色が付いて見えます。 また頭皮ギリギリからしか塗れない為に、根元1、2ミリは染まりが悪いと言えます。 ・(カラートリートメント) 普段のトリートメントと置き換えて使っていただく事で、徐々に染まっていく物になります。 こちらにつきましては様々な物が出回っていますが、サロンでのヘアカラーに弊害をきたす物もあり割愛させていただきます。 白髪染めはいつから始めればいいの? 白髪が生える時期は個人差がありますし、白髪をどの程度気にするかというのも個人差はあるかと思いますが 白髪を見つけた時点で検討しましょう 一本でも白髪があると疲れた印象や、実年齢よりも老けて見られてしまう事もあります。ご自身の精神衛生上も良くないと思いますのですぐに染めましょう。 白髪の量や、カラーの履歴、ご希望のお仕上がりなどを踏まえてご提案させていただきますのでご安心ください。 白髪染めの頻度はどれくらい? 髪の伸びる速度は1日に平均0,3〜0,5㎜伸びると言われています。 一ヶ月に約1〜1,5㎝伸びる事になります。 白髪の少ない方の場合は二ヶ月 白髪の多い方は一ヶ月 を目安に染めていただければと思います。 白髪が生えてきた時の対処方は?
基本的にはヘアカラーで染める事が1番だと考えます。 少量の白髪でしたらいつものカラーに少しだけ白髪染めをミックスする事で対処できる場合が多いです。 白髪になる原因に少し触れると ・遺伝的な要因 ・生活習慣やストレス ・病気によるもの などがあります。いずれも黒髮を形成する色素細胞(メラノサイト)に何らかの原因で不具合が生じ、メラニンを運ぶ事ができず白髪になっていると考えられます。 生活習慣を見直す事で、白髪予防や白髪だった髪が黒髮に戻るという事もありますが、一度白髪となって生えてきた髪が黒くなるという事はありませんでので染めてあげる必要があると思います。 いかがでしょうか? ご自身の白髪の量やなりたいイメージによって何で染めるかなど対処方は様々あると思います。 ではいざカラーリングをするとしてサロンで染めるのが1番良いんだろうけど、薬局などにも市販のカラー剤はたくさん売られているけど何が違うの?という疑問にお答えしたいと思います。 【サロンカラーとセルフカラーの違い】 まず髪の毛は同じ日本人でも太い、細い、硬い、柔らかい、多い、少ないなど様々だと思います。それを踏まえてサロンカラーとセルフカラーの差の出やすいアルカリカラーに注目してご説明します。 サロンカラー 私達プロの美容師はお客様にご希望の色をご提供する為に、髪質、白髪の量、今までのカラーリングやパーマなどの履歴、ダメージ度合いなど様々な事を考慮して今まで養ってきた知識と経験を元に数多のカラー剤の中から適切であると考える物を選びます。時には何種類かのカラー剤をミックスし理想の色を再現します。 ◆サロンカラーの薬剤の強さ わかりやすくご説明すると、カラー剤は髪を明るくし色を入れるものと色を入れるだけのものがあります(正確にはもっと細かく分類されます) 髪を明るくする力のあるものの方が髪への負担は大きくなります。また、色を入れるだけのものは最小限の負担で発色させます。 例えばカラーリングをしてから時間が経つと、根元の黒い髪が伸びてきますよね?そして毛先はカラー剤が褪色し明るくなってきていると思います。 この状態を前回カラーした時と同じ仕上がりにしたいとします。この場合根元の新しく伸びてきた黒髮は明るくし、色を入れていく必要がありますが中間〜毛先の明るく色が褪色している部分は明るくする必要がなく、色を入れるだけで綺麗に染まります。 つまり、髪に負担の大きい薬剤は根元の黒い髪だけに使用し、毛先は極力負担を抑えた薬で優しく染める事ができるという事です。 これからもダメージを気にする事なく、長くカラーリングを楽しんでいただける様に、ご希望の色をいかにダメージを抑えて再現できるかを常に考え薬剤選定をしています。 ◆薬剤の塗り分け、塗布量
次に薬剤の塗り分けですが、上記の薬剤の強さでもご説明しましたが、1度のカラーリングに強さの違うカラー剤を使用するという事は当然塗り分けが必要になってきます。 黒髮の部分と既にカラー履歴があり明るい部分がうまく馴染む様にテクニックを駆使します。また、髪は明るくなりやすい生え際や頭頂部、明るくなりずらい襟足やもみあげといった様に場所によってカラー剤の反応が違います。 それを踏まえ同じ薬でも塗布量を場所によって調節する事で均一な仕上がりを目指します。 いかがですか?色々な事にこだわって美容師はカラーリングをしています。 それでは実際のお客様をカラーリングさせていただいた時の仕上がりをご紹介します。 こちらがBefore 根元の白髪がちらほらと出てきていますね。全体も褪色がありオレンジ味を感じます。 ではAfterをどうぞ。 いかがでしょうか? 今回はなるべく暗くならない様に透明感を出して施術しました。 オレンジ味も抑えられていますよね。 この程度の明るさであれば白髪をカバーする事もできます。是非ご参考までに。 では次回、セルフカラーについてご説明したいと思います!お楽しみに!
airでは様々なご要望、デザインを実現する為にカラー剤も豊富に取り扱っております。 白髪の量やご希望のデザインに合わせた技術を提供させていただきますので、何なりとご相談下さい。 【ご新規のお客様限定のお得なクーポン】 竹内で予約を取る このスタイリストの口コミ いつも白髪染めとトリートメントをお願いしていましたが今回はカットもしていただきました。夏の間は伸ばしっぱなしだったので少しカットしてもらっただけでも扱いやすくなったと思います。柔軟に対応して頂きありがとうございいました。また宜しくお願いします。
いつもお世話になっております。 中途半端な要望でも、私のボサボサ頭をいつも綺麗にしてくださり、ありがとうございます。周りの評価も高いのでいつも満足しております。 カットのディティールからパーマのニュアンス、髪質に合わせてカラーを調整していただき、敢えて技術に関してこちらが何か言う必要は御座いません。 さらに、美容師さん一人一人、雰囲気作りを心がけており、居心地がいいです。 またボサボサ頭になったらよろしくお願い致します。
ショートボブにしたくて、ショートやボブを得意とされているスタイリストさんにお願いしました。本当にお上手で、短い時間でとてもキレイにカットしてくれました。教えてもらった通りに乾かすだけで、きちんともとまってくれるのも感動です。 すごく暑い日に電車に乗って出掛けるのが億劫でしたが、行って良かったです!コロナ対策をきちんとされていたのも、すごく安心できました。 ありがとうございました。