ジアミンアレルギーの方必見!ノンジアミンでも明るく染めれます!
2021/09/12
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2021/09/12
池袋西武9階の美容室air池袋(エアー池袋)の竹内です。
はい、タイトルにもあるように今回はノンジアミンカラーのお話です。
昨今何かと話題になるジアミンアレルギー。
僕のお客様にもそれなりの数の方がいらっしゃいます。
そしてブログを見ていただいてご来店されるお客様のお悩みは、ほとんどの方が
①『ノンジアミンカラーをお願いすると髪色が暗くなる…』
②『白髪が早くに浮いてくる…』
②『色の選択肢が少ない…』
という方が多いです!
しかし白髪は生えてくるし、染めないわけにもいかない…
でもこの先カラーとは長い付き合いになる訳だしおしゃれを諦めたくはない!
はい!凄くわかります‼︎
お任せください。ノンジアミンでも明るくおしゃれに染めれます!
ちなみに僕の提案するノンジアミンカラーのご提案はヘアマニキュアをメインに使う方法です。
その前にまずはジアミンアレルギーについて知識を深めましょう!
はい、ではジアミンアレルギーとはそもそも何なのか。てかジアミンって何?というところから見ていきましょう。
あまり難しい話をしても眠くなってしまうと思うので簡単に解説しますね!
ジアミンの正式名称は主に『パラフェニレンジアミン』 を指すことが多いと思います。
ちょっと舌を噛んでしまいそうな名前ですが、美容業界ではポピュラーな存在です。
パラフェニレンジアミンは世の中に広く浸透しているカラー剤に使われている酸化染料の一種です。
髪を明るくしながら色を入れていくような作用のあるカラー剤は、ほぼパラフェニレンジアミンが入っています。
現在女性の多くがカラーをされていると思いますが、そのほとんどのカラーが酸化染料ですね。
このパラフェニレンジアミンを略して『ジアミン』と美容業界では広く呼びます。
サロンのカラー剤はもちろん、市販のカラー剤にも広く使用されています。
現在のカラーリングにおいて欠かす事のできない染料、それがジアミンなのです。
しかしそんなジアミンは実はアレルギーを引き起こす可能性のある物質なのです。
ジアミンアレルギーと呼ばれているアレルギーは、『アレルギー性接触皮膚炎』というアレルギー反応です。
カラーをした後に
①頭皮の痒み、赤み
②頭皮のかぶれ
③身体のだるさ
などを感じたら注意が必要です。
こちらの症状を放置しておくと重篤化する可能性があり、頭痛、めまい、嘔吐などの症状を引き起こす事もあります。
多くの場合はカラーリングをしている最中ではなく、カラーリング後に症状が出ているケースが多いとされます。
アレルギー反応ですので全員に発症する訳ではなく、その方の許容量を超えた時に症状として現れます。
よくコップに水が溜まっていき、溢れたところでアレルギーが発症するという例えがありますよね。
そのコップの大きさは人それぞれですし、アレルギーの原因となるものに触れる機会も人にやってまちまちだと思いますのでいつ発症するかはわかりません。
個人的には多くの方がジアミンアレルギーを発症することなく一生を終えることが多いと感じていましたが、最近は増えているように感じます。
なぜかはわかりませんが、ヘアカラーが著しく普及し若い頃からヘアカラーを楽しむ方が増えた事が原因なのかなと思ってみたり。
ジアミンアレルギーはその名の通りアレルギーですので1度発症したら残念ながら治ることはありません。
すなわち症状が出てしまったら、ジアミンを含むカラー剤での施術は不可能という事になります。
もしご自身がジアミンアレルギーなのかもと思う節がある場合は、医療機関で診てもらうことをおすすめします。
はい、こちらでは僕がジアミンアレルギーの方によく使うヘアマニキュアについて解説したいと思います。
聞いた事はあるけど実際どんな物かっていまいちわからないですよね?
出典:DEMI
この表の左側がジアミンを含むカラー剤です。
そして左側が今回の主役である、ヘアマニキュアですね。
ヘアマニキュアの特徴としては
・髪を明るくする事はできない
・髪をコーティングするように染まる
・白髪の部分にしか色味を表現できない
・ダメージがほとんどない
・アレルギーになりずらい
といったところでしょうか。
ジアミンを含むカラー剤は髪にあるメラニン色素を破壊し脱色をします。その後メラニン色素を破壊した事でできたスペースに染料を浸透させ、髪の内部で発色させることで色味を表現します。この作用にダメージが伴います。
逆にヘアマニキュアは髪の内部ではなく外側に吸着します。その原理は磁石が引き寄せ合う効果に似ています。
髪の内部を破壊するような作用はない為、ダメージはほとんどありません。
また、白髪にしか色味を表現できないというのはわかりやすく説明すると、白い画用紙と黒い画用紙でイメージするとわかりやすいと思います。
例えば絵の具を白い画用紙に塗った場合、そのままの絵の具の色が出ますよね。
逆に黒い画用紙に同じ色を塗ったとしても、色を感じる事はできません。
それと同じで黒髪を明るくする力のないヘアマニキュアは白髪や、元々明るい髪にしか色味を表現することはできません。
え、じゃあ暗いカラーしかできないの?となると思うのですがそんな事はありません!
はい、では僕がよく行う施術例をご紹介したいと思います。
今回のお客様はカラーの度に症状が重くなっていき、他店でノンジアミンカラーを施術した事のある方です。
しかし結果として気になる白髪がすぐに目立つようになってしまったとの事で、僕のブログを見ていただいてのご来店でした。
元々は普通のカラーで染めていた方ですので、根本以外は明るい髪色になっています。
この状態を一色にするには根本を明るくしなければいけません。
しかしヘアマニキュアでは明るくする事はできない。
そこで登場するのがライトナーです。
ライトナーとはわかりやすく言うと脱色剤です。
ライトナーは髪を明るくする力はありますが、染料は一切は入っていません。
すなわちジアミンは含まれていないという事ですね。
まず明るくしたい根本中心にライトナーを塗布していきます。
元々明るかった部分と色が合えばOKです。
ここで一度ライトナーを洗い流します。
この一連の工程で、元々明るかった部分と根本の暗い部分の差を埋めます。
暗い部分をライトナーで明るくし、髪全体が明るくなった状態にへマニキュアを塗布していきます。
その仕上がりがこちらです!
根本の暗かった部分もしっかり明るくなってますよね。
今回は赤みを抑えるためにオリーブ系の色味を選択しました。
いかがでしょうか?
ノンジアミンカラーは暗くしか染めれない?
そんな事ありませんよ!
ヘアマニキュアで染める前に、根元の暗い部分を明るくする工程を加えるだけで普通のカラーと同じような仕上がりにする事ができます。
もちろん白髪も染まりますし、持ちが悪いなんて事もありません。
ヘアマニキュアの場合、普通のカラー剤のように〇〇レベルのような細かい区分はありません。
したがって施術をする美容師の経験がものをいいます。
せっかく根本を明るくしても、暗い色で染めてしまっては意味がないですよね?
今回の施術ではライトナー+ヘアマニキュアでWカラーの工程になりますので¥18,700〜となります。
※お客様のご希望の仕上がりや、工程によって料金は変動致します。
最後までご覧いただきありがとうございます。
いかがでしたか?
今回はノンジアミンカラーの中でもヘアマニキュアを使用した施術例をご紹介しました。
何度も言うように、ノンジアミンカラーは暗くしか染める事ができないというのは都市伝説です。
やり方次第で普通のカラーと遜色ない仕上がりにすることも可能です。
もう今までのように染める事はできないと諦める前に、是非ご相談下さい。
一度暗く染めてしまった髪は、その後明るくする事が難しい場合が多いです。
そうなってしまうと、ご希望の仕上がりから遠のく事になります。
ご自身で染めてしまったり、サロンでも暗くしかできませんと提案されそのまま染めてしまうのではなく一度ご相談下さい。
ご相談の上、最善と思われるご提案をさせていただきます。
では今回は以上となります!
ショートも得意です!
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