育てる白髪染め
2022/05/12
03-6912-5525
総合TOP>AIR池袋(エアーイケブクロ)美容院(美容室)>白髪染め>育てる白髪染め
2022/05/12
池袋西武9階の美容室air池袋(エアー池袋)の竹内です。
嫌でも伸びてくる白髪。
毎回同じ様な暗めの色で変わり映えしない…
直ぐに根本が気になってしまう…
こんなお悩みを抱えている方は多いのいではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが白髪ぼかしカラーです。
今回ご紹介したいのは、以前ご紹介させていただいた白髪ぼかしを続けていくとどの様な感じになっていくのかという記事です。
まだお読みでない方はこちらから
そもそもなぜ白髪ぼかしというカラー剤が開発されたのかというと、従来の白髪染めでは白髪をしっかりと染める為に暗めの色が多く、色味があまり多くありませんでした。つまり鮮やかな発色は少し苦手…
その為に白髪染めはあまり明るくできない+お洒落な色にならない
というイメージが定着してしまったのでしょう。
では、明るめで発色の良いカラー剤を作れば良いのではないかという事になると思うのですが、そうすると今度は白髪がしっかりと染まらず悪目立ちするという事態に。
簡単に白髪染めとお洒落染めの特徴をご説明すると…
白髪染め→白髪染まる・色味少なめで発色弱い
お洒落染め→白髪染まらない・色味多く発色が良い
といった感じでしょうか。
更に、白髪染めは褪色してくると赤みが出る事が多くアッシュ系の色味が苦手な傾向があります。
白髪染めのアッシュ系はあまりアッシュ感を感じる事ができず、どちらかというとナチュラルな色味に仕上がる事が多い印象です。
そこで登場したのが『白髪をぼかす』という染め方です。
ぼかすとはどういう事かと言うと、大前提として白髪をしっかりとは染めないという事です。
白髪をしっかり染めようとするとどうしても暗くなってしまったり、鮮やかな発色を犠牲にしなければなりません。
そこで白髪は薄染まりでなじむ程度に染め、発色を優先するという事ですね。
そしてもう一つメリットと言えるのが、初めから白髪がしっかりとは染まっていないので根元の白髪が伸びてきたときに気になりづらいとい事が言えます。
では今日の本題ですが、カラーというのは同系色で染め続けると仕上がりのクオリティーは高まります。
逆にコロコロと色を変えると、どっち付かずの色になってしまいあまり良い色にはなりづらいです。
例えばアッシュ系で白髪ぼかしを繰り返し施術した場合、施術の度に透明感のあるアッシュになります。
アッシュは白髪との馴染みも良く個人的に凄くおすすめ色ですね。
では今回のモデルさんですが、僕が担当させていただいてからはアッシュ系の白髪ぼかしを繰り返し施術させていただいております。
こちらがBeforeです。
褪色はしてきているものの、透明感を感じます。
毎回少しずつ本来の髪の赤みを削りながら染める事で、このようなベースが調います。
根元の白髪との馴染みも良いですよね。
では今回もアッシュ系を重ねていきます。
キレイに染まります様にと願いを込めて、丹念に塗り込みます。
では、お待ちかねの仕上がりをどうぞ!
いかがでしょうか?
かなりの透明感だと思います。
この発色は白髪染めでは中々表現できません。
美しい…
よーく見ると白髪はあるんですよね。
目立たない程度に馴染んでいます。
同系色のカラーを重ねた結果、黒髪だった部分の透明感が高まり白髪との馴染みも良好です。
ただ1度のカラーでここまでの透明感が出すことは難しいです。
この方も初来店は暗めの白髪染めをされていました。
そこから徐々に明るくしつつ、育てるように透明感のあるアッシュを目指して繰り返し染めてきました。
ここまでいかがだったでしょうか?
今回ご紹介した『育てる白髪染め』
メリットとして
・白髪染めでは出せない透明感
・明るめも対応可能
・根元が伸びてきた時に気になりずらい
本当にキレイな色になるまでは気長に繰り返し染めていく他ありませんが毎回必ず変化は感じていただけるはず!
毎回の白髪染めでお悩みの方には是非挑戦していただきたいなと思います!
きっと周りからも褒められる髪色になるはずです。
では今回はここまで!
またお会いしましょう。
Copyright© 2024 AIR池袋 All rights reserved.
そんな白髪とどう付き合っていくべきかという記事をいつも執筆している訳ですが、お客様からご相談される中で多いお悩みの中に『しっかり毛先まで白髪を染めると暗くなってしまう』というものがあります。 確かに白髪とそうでない髪を同じ色にする場合、濃い色の方が仕上がりが綺麗というのは事実です。 逆に明るさを優先すると白髪がしっかりと染まらずに目立ってしまうという事があります。 この様なお悩みの対処法としてハイライトを使ったカラーリングがあります。 ハイライトで意図的に白髪の様な明るい部分を作ります。その後に更にカラーを重ねる訳ですが、このカラーリングにおいて僕の感じる最大のメリットは白髪染めを使わずに比較的明るい色で染める事ができる事だと思います。 あらかじめハイライトで作っておいた明るい部分と白髪が馴染み、お洒落なデザインカラーになります。 最近凄く人気のある染め方だと思うのですが、人によってはハイライトを入れた量やデザインにもよると思いますが褪色してきた時に少し明る過ぎると感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか? では暗く染めるしか方法はないのか…? そんな事はないんです。 髪の明るさもキープしながら白髪を目立たせなくする。そんなカラーを今回はご紹介したいと思います。 今回は新たな白髪へのアプローチ方法である《白髪ぼかし》についてお話ししたいと思います。 ではその前に白髪染めとはなんぞやとという所をご説明したいと思います。 ①白髪染めとは はい、まずは白髪染とはどの様なものなのかを説明します。 こちらを理解していただけるとなぜ『白髪染めは明るくできない』という事が世間で言われるのかが分かるかもしれません。 皆さん白髪染めの他に、お洒落染めという言葉を聞いた事ありますか? 世の中には大きく分けて『お洒落染め』と『白髪染め』があります。 その違いをめちゃくちゃ簡単に言うと、ブラウンが入っているかいないかが大きな違いです。 お洒落染めは発色重視のカラー剤です。 出典:DEMI この様にビビットな色味が特徴ですね。 白髪の無い方がカラーをする場合はほとんどがこのカラー剤で染めていると思います。 逆に、白髪染めは白髪を染める為にブラウンが沢山配合されています。 出典:DEMI ブラウンベースの為に濁った色味になります。 これが白髪を染める上で重要なんですね。 白髪染めもかなり明るい色もラインナップされているのですが、実は明るくなればなるほど白髪に対しての染まりは悪くなります。 それは明るい色ほど染料が薄い事が原因なんですね。 染まるには染まっているけど、白髪ではない毛との差が不自然に見えてしまう… そんな理由から、『白髪染めは明るく染める事はできない』なんて都市伝説が生まれてしまったんでしょうね。 実際のところ明るい白髪染めは可能です。 先ほど紹介したハイライトもそうですし、僕のおすすめの少しずつ育てていく明るい白髪染めなど方法はその美容師さんによって様々だとは思います。 そんな中注目の集まる凄く優秀なカラー剤と出会ったので、今回はそちらを使用した白髪ぼかしをご紹介したいとおもいます。 ②新常識となるかも。白髪ぼかし いつも大変お世話になっているカラー剤の『THROW』。 このカラー剤はとことんアッシュに拘ったカラー剤で外国人風カラーが得意なカラーです。 そのTHROWより登場したMERGE COLOR。 これが今回の肝になるカラー剤です。 先ほどお洒落染めと白髪染めの違いについてお話ししましたが、このカラー剤はその中間に位置する存在です。 白髪染めでしっかり染めようと思うと通常暗くなりがちです。 それは先ほどもご説明した通り、白髪染めにはブラウンが沢山配合されているからという理由です。そのブラウンの量を絶妙に調整し、お洒落染めベースに作り上げたのがこのMERGE COLORなのです。 白髪を完全に隠すのではなく、活かしながら黒髪も軽やかな外国人風に染め上げる事ができる夢の様なカラー剤なのです。 では、施術例をみていきましょう。 今回のモデルさんは根元の白髪は多めで、毛先も薄っすらと白髪が浮いてきている現状です。 この様な場合は白髪の多い根元にはTHROWの白髪染めであるCOMFORT COLORを使用します。 そして白髪が浮きはじめている毛MERGE COLORを使用していきます。 では早速仕上がりをご覧ください。 え、めちゃくちゃ綺麗なんですけど! 白髪対応のカラーとは思えない透明感! いやもう普通のお洒落染めでしょと思える仕上がりです。 よく見ると白髪は完全に染まっている訳ではなく、周りの毛とコントラストを近づける事で違和感なく染まっています。いやー綺麗ですね。 THROWの持ち味であるアッシュをしっかりと表現できています。 ③まとめ 今回は比較的新しいジャンルである白髪ぼかしをご紹介しました。 仕上がりを見ていただいたように、しっかりと白髪を染めるのではなく活かしてあげる事で透明感のある仕上がりにする事ができます。 また、根元の白髪が伸びてきた時も普通の白髪染めよりも目立ちづらいという利点もあります。 仕上がりも品のあるアッシュ系カラーで、大人女子にぴったり。 今まで白髪染めを暗めの色で染めてきた方や、色味に満足できていなかった方にもおすすめできるカラーです。 是非皆様挑戦してみて下さいね! びっくりするほど綺麗な発色ですよ。