大人女性の白髪ぼかしハイライト
2022/07/04
皆さんこんにちは。池袋西武9階の美容室air池袋（エアー池袋）の竹内です。
今回皆様にご紹介したいのは大人女性の白髪ぼかしです。
最近良く聞くフレーズかと思います。
興味はあるけど、どんな事をするのか分からなくてサロンでお願いしづらいという方は以外といらっしゃるのではないでしょうか？
そんな方の為に白髪ぼかしハイライトとはどのような施術なのかを分かりやすくご紹介したいと思います！
是非最後までお付き合い下さいませ。
①白髪ぼかしハイライトとは
はい、では早速ご説明していきたいと思います。
まず『ぼかす』とはどういことのなのかというとハイライトを入れる事で白髪と同化させ、どれが白髪なのかハイライトなのか分からない状態にするという事です。
ん⁇と思われる方の為に詳しく説明すると、白髪に近い色のハイライトを入れる事で白髪とハイライトが混在している状況を敢えて作るという事で伝わるでしょうか？
白髪が単体であると目立ちますが、白髪に近い色のハイライトが複数入っていれば混ざりあうという事です。
すわわち白髪をしっかり染めるのではなく、敢えて淡く染める事で白髪の部分とハイライトが近い色に染まり白髪がぼけるという事になります。
そして白髪ぼかしの場合は、染めるカラー剤も白髪染めではなくお洒落染めで染めていきます。
これは白髪をしっかり染めてしまうのではなく、ハイライトと馴染むように敢えて淡く染めるという意味合いからです。
では実際の施術例を見ていただきたいと思います。
②白髪ぼかしハイライト：施術例
はい、白髪ぼかしハイライトがどの様な施術なのか分かったところで実際のお客様の施術例を見ていきましょう！
今回のお客様は表面はちらほらと白髪が生えており、
内側の方が白髪が多いといった状態です。
では早速ハイライトを入れていきます。
僕の場合は表面を中心に１０〜１５枚ほどのハイライトを入れていきます。
この時のポイントとしてはなるべき根元ギリギリからハイライトが入る様に入れます。
そうすることで根元の白髪と混ざり合い、白髪がぼけやすくなります。
ハイライトの太さや量は、どの様な仕上がりにしたいかで調整していきます。
ハイライトが入りました。
これでベースの完成です。
お洒落染めのベージュ系のカラーに黄色みを抑える為にパープルを少々混ぜたカラー剤を塗布します。
では仕上がりをご覧下さい。
しっかりハイライトが入っています。
内側はどうでしょうか
良い感じに白髪とハイライトが混ざりあっていますね。
この様に敢えて白髪をしっかりと染めずにハイライトと馴染む様に染める事で、白髪とハイライトを混在させていきます。
③白髪ぼかしハイライトのメリット
実際の施術例を見ていただいたところで、どの様なメリットがあるのかを解説していきます。
①白髪染めを使わないで施術できる
白髪染めは比較的濃い色が多く、透明感のある発色が苦手です。
今まで染めていたお洒落染めの延長で白髪をカバーしたいという方にはメリットになります。
②明るめに染める事ができる
これは①で軽く触れましたが、白髪染めは濃いめの色が多くあまり明るい色を選ぶと白髪が染まりきらないという事があります。
そもそも白髪をしっかり染めない白髪ぼかしハイライトは暗い色にする必要はなく明るめで染める事ができます。
③カラーの頻度を抑える事ができる
白髪染めで染めている場合 、根元の白髪がすぐに目立ってしまうという事があると思いますが白髪ぼかしハイライトの場合はそもそも白髪はしっかり染まっている状態ではないので、根元が気になるのが比較的遅く感じるはずです。
美容室に行く時間を中々取れないという方にもおすすめできます。
④デザインとしてもお洒落
本来ハイライトは立体感や動きを表現する手法です。
白髪ぼかしという目的の他にもデザインとして、周りの方に差を付ける事ができます。
④白髪ぼかしハイライトのデメリット
白髪ぼかしハイライトのメリットをご説明したところで、デメリットとなる可能性のある事も解説します。
①白髪はしっかり染まらない
白髪ぼかしハイライトの場合は敢えて白髪をしっかり染めない事でハイライトと馴染ませているわけですが、全体の色と白髪を同じ色に染めたいとご希望の場合はイメージと違うと感じてしまうかもしれません。
②派手に感じてしまう
白髪ぼかしハイライトは白髪に近いハイライトを入れる為にブリーチを使用します。
施術例でもご説明したようにブリーチでハイライトを入れた上からもう一度カラーをしますので、染めたてはハイライトは目立ちませんが（デザインにもよる）時間が経つとハイライトの部分の色が褪色し、明るい金髪になります。
ハイライトの太さや、入れる量にもよりますが少なからず明るく目立ってきます。
それがメリットでもありますが、あまり明るいカラーをご希望でない方や職場のルールが厳しいという方にも不向きになる事もあるかと思います。
③ブリーチを使用する事によるダメージ
昨今では極力ダメージを抑えたブリーチも存在しますし、施術のやり方次第でダメージを最小限に抑える事もできます。
それでも通常のカラーに比べてハイライト部分への負担は少なからず大きいと言えます。
しっかりとダメージコントロールや施術後のケアをアドバイスしてくれる美容師さんに巡り会わないと、髪を傷ませてしまう事になるかもしれません。
⑤まとめ
はい、ここまでお疲れ様でした。
いかがだったでしょうか？
今回は白髪ぼかしハイライトについて解説しました。
白髪にお悩みの方への新たな切
白髪は長く付き合っていかなければなりません。
だからこそ、白髪があるからといってお洒落を諦めずに自分らしいカラーを見つけていただければと思います。
白髪ぼかしハイライトの他にも、白髪に対してのアプローチは様々ありますので僕の執筆した記事を参考にしていただければと思います。
では、今回はここまで。
次回をお楽しみに！
