こんな白髪染めもあり?
2023/03/05
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2023/03/05
池袋駅直結、西武池袋本店9階の美容室air池袋スタイリスト竹内です。
最近脱白髪染めというワードを良く聞きますよね?
脱白髪染めというと脱白髪染め・白髪ぼかしハイライトが代表的でしょうか?
人気の施術ではありますが、今回は『ハイライトを入れなくても脱白髪染めができるパターンもある』というお話です。
本題の前に、脱白髪染め・白髪ぼかしハイライトって何?という方の為に簡単に説明します。
その前にお洒落染めと、白髪染めの違いを理解しておくとわかりやすいので説明しておきます。
これ意外とわからないですよね。
まずお洒落染めは鮮やかな発色が得意なカラー剤です。
色味をはっきりと出す事ができる反面、白髪を染めることは苦手です。
次に白髪染めですが、白髪染めは白髪と黒髪を同じ色に見えるように染めるというのが特徴だと思います。
白髪を染める為には沢山の茶色が必要です。
その為白髪の染めの色味の多くは茶色であり、色味はお洒落染めに比べ少なくなります。
みんな大好きアッシュ系でその差を見てみましょう。
一目瞭然ですね。
アッシュ系は青系の色味ですが、お洒落染めは鮮やかな色味に対して、白髪染めは濁った色味ですよね。
それを踏まえて脱白髪染め・白髪ぼかしハイライトのお話です。
脱白髪染め・白髪ぼかしハイライトとは、白髪に近いくらいにブリーチで脱色したハイライトをあらかじめ入れた上から、あえて白髪の染まらないお洒落染めで染めます。
そうすることで白髪とハイライトが同じ様な色味に染まり、元々どれが白髪がでハイライトだったのかがわからないという技法ですね。
白髪はぼけるし、お洒落にも見える、白髪染めを使わないというところで大変人気な施術ですが、時間とコストがかかりますよね。
白髪の量がそんなに多くないという方にはおすすめな施術ではあるのですが、既にかなり白髪だよという方はあえてハイライトを入れなくても、脱白髪染め・白髪ぼかしハイライトの様な仕上がりにすることができることもあります。
それが今回の本題です。
簡単に説明すると、ご自身の白髪がまるでハイライトに見える位に生えている方にお勧めしたいカラーとなります。
具体的にどの程度の白髪の量が良いかと言うと、
この位白髪があると良い感じに染まると思います。
では実際に染めていきましょう。
はい、では早速染めていきたいと思います。
先程の写真の別アングルです。
良い感じに白髪が分布していますね。
早速カラー剤を塗布していきます。
竹内スペシャルミックスのカラー剤を塗布していきます。
どうでしょうか⁇
まるでハイライトを入れたような仕上がりになりますよね。
白髪も上手くボケていますね。
今回は透明感を出したくてバイオレット系のカラーをチョイスしました。
もちろん白髪染めは使っていません。
だからこその、この透明感という訳です。
そもそも白髪は初めから染まっていませんので、根元が伸びてきても通常の白髪染めに比べ長持ちすると思います。
何よりもお洒落な雰囲気でとても良いですよね。
ではどのような方におすすめなのか説明していきます。
まずは
①暗い白髪染めを早い周期で繰り返す事に疲れてしまった方。
②白髪の量が多く、全体に白髪が分布している方。
③少し人と違ったカラーがしたい方。
④脱白髪染めしたい方。
⑤ゆくゆくはグレイヘアへ移行したいとお考えの方。
こういった方にお勧めだと考えます。
ただ既に白髪染めをされている方が大半かと思いますので、白髪を生かすカラーをする上での注意点もご説明します。
はい、白髪を生かすカラーはお客様自身の白髪を利用してデザインをするカラーです。
したがって現在の髪色が白髪染めで暗く一色に染まっている方は、白髪を生かす事が難しいと言えます。
白髪染めで暗くなっている髪に明るいお洒落ぞめで染めてもほとんどの場合明るくすることはできません。
暗めの白髪染めは真っ白な白髪を黒髪まで染める訳ですから、かなり濃い染料が配合されています。
こういった場合選択肢としては、
①暗い部分を明るくする事は諦めて、根元の白髪部分から明るいお洒落染めに切り替えていく。
移行期間は根元と毛先で少し色ムラに見えますが、1番髪への負担は少ないです。気長に進めていくイメージです。
②白髪染めで暗くなってしまっている部分に、お洒落染めで1番明るい色で染めてみる。
こちらは白髪染めの染料がどの程度髪に残留しているかによって、どの程度明るくなるかが決まります。
ここはケースバイケースなのでなんとも言えませんが、僕の経験上ほとんど明るくなりません。
しかしカラーの度に毛先を明るい色で染めていると徐々にではありますが、髪は明るくなってきます。
白髪を生かせる程度に明るくなるまでは少し時間がかかりますが、カラーの度に少しずつ明るくなっていくのは嬉しいもので、よくお客様と「やっとここまで明るくなりましたね〜」という会話になります。
ただ、毎回毛先を明るめで染める訳です。
それなりに髪への負担はありますので、ヘアケアは必須です。
サロンでのトリートメントに加え、シャンプー・トリートメント・アウトバストリートメントに及ぶまで担当の美容師さんに相談して、しっかりとケアをする事が大切です。
③ブリーチでハイライトを入れて明るく見せる。
こちらの方法がいわゆる、脱白髪染め・白髪ぼかしハイライトですね。
1度のカラーでそれなりに変化を付けたいという方にお勧めです。
ブリーチを使用すれば、流石の白髪染めでも1度である程度明るくなります。
あらかじめブリーチでハイライトを入れた後に、お洒落染めで染めてあげればそれっぽい雰囲気を出すことが
できます。
ただ、ハイライトの部分は褪色してくると明るい茶髪〜金髪になります。
ハイライトの量や太さにもよるかとは思いますが、少し派手に見える可能性も。
また、ハイライトとは言えどブリーチを使用する施術ですので日々のヘアケアはしっかりと行って下さい。
④全頭ブリーチする。
こちらは個人的にはお勧めしませんので割愛します。
という感じで、髪の状態によってはすぐに白髪を生かすとはいかない場合もありますが、対処法はありますのでご参考までに。
はい、ここまでお疲れ様でした。
今回は白髪を生かすカラーをご紹介しました。
白髪の量によりけりなカラーになりますので、全ての方におすすめとは言えませんが、条件さえ合えばとても素敵なカラーだと思います。
あれ、これ私の事かなと思った方は是非一度ご相談下さい。
このカラー以外にも、白髪の悩みは竹内まで!
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