ハイライト白髪ぼかしって繰り返した方が白髪はぼけるの⁇
2023/08/08
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2023/08/08
皆さんこんにちは。
池袋駅直結、西武池袋本店9階の美容室【air池袋】の竹内です。
はい、今回はタイトルにもあるようにハイライトを使った白髪ぼかしのお話です。
もうやった事あるよって方も、興味はあって気になっているという方もいらっしゃると思います。
そんなハイライト白髪ぼかしですが、繰り返し施術するとどうなるのでしょう?
より白髪はぼけるのか、否か…
そんな事を今回は記事にしていこうと思います。
その前に最近の白髪染めについて個人的に思うことをちょっと書きたいと思います。
取り急ぎお伝えするのは、白髪染めを使用するのかどうかは慎重に考えた方が良いという事です。
白髪に悩んでいるけど、まだ白髪染めは使った事ないという方には是非参考にしていただきたい内容となっておりますので最後までお付き合い下さいませ。
時代によって白髪染めも少しずつ変化をしてきている訳ですが、特に最近感じるのが『白髪をしっかり染める方が少なくなった』という事です。
特に今までお洒落染めでカラーを楽しんでこられた方に多いように感じます。
と、ここで予備知識として知っておいていただきたい事があります。
それはお洒落染めと白髪染めの違いですね。
◇お洒落染めとは
まずお洒落染めはなんと言っても『鮮やかな色味』が特徴です!
大体のお客様が希望のイメージとして持ってきて下さる画像はお洒落染めです。
〇〇アッシュー、〇〇グレージュ的なイメージですかね。
白髪はブラウンやベージュ系のカラーで染めることによっては目立たなくなりますが、完全に他の髪と一緒の色にするのは難しいです(暗い色で良いなら出来なくもないです)
◇白髪染めとは
次に白髪染めですが、白髪染めは『白髪とそうでない髪を同じ色に染める事ができる』というのが特徴です!
白髪を染める為にブラウンが沢山配合されているので、お洒落染めのような鮮やかな発色はしません。
もちろん白髪染めの中にも色味の種類はありますが、はっきり分かるとまでは言えないかも…という感じです。
そして色持ちの良さも白髪染めの特徴と言えます。
特に暗い白髪染めで染めている場合には、1度染めた白髪がまた目立ってくるという事はそうそうありません。
この色持ちが良いというのが場合によってはデメリットになる事があります。
それと、よく暗くしかできないという認識の方がいらっしゃいますが、白髪染も明るく染める事はできます。
ただ明るくなればなるほど染料は薄くなるので、白髪の染まりは少し悪くなります。
このことからも今までお洒落染めで染めていた方が、仮に白髪染めに移行した時に不満に感じるとすれば『色で遊べない』が1番多いのかなと思います。
そこで僕がよくお客様に提案させていただいているのが、白髪の気になる根元は白髪染め、鮮やかな色を出したい毛先はお洒落染めというように、根元と毛先でカラー剤を塗り分けるという施術方法です。
根元は白髪染ですので、もちろん綺麗に染まります。
毛先はお洒落染ですので、透明感のある発色です。
この方法はシンプルでとても良いのですが、根元に白髪染めを使用するので根元の白髪が伸びてきた時に境目が多少目立つという傾向があります。
そして最近オーダーの多いのが、
白髪ぼかし→お洒落染めと白髪染めの間に位置するようなカラー剤です。
お洒落染めの発色と、白髪染めの白髪カバー力の良いところ取りのようなイメージでしょうか。
白髪染ほどしっかりとは染まりませんが、その分お洒落染めとまではいかないにしても良い色が出る傾向にあります。
白髪は完全には染まりませんが、お洒落染に近い様な透明感が出ています。
ちなみにbeforeは、
こんな感じです。
白髪ぼかしの場合、白髪が良い感じにまばらに毛先にある場合ハイライトの様に見えるケースもあります。
ハイライト白髪ぼかし→今回の記事の主役の施術ですね。
あらかじめブリーチを使用したハイライトを入れ、擬似的に白髪に近いような色の筋を入れます。
その上からお洒落染めで染めます。
そうするとハイライトと白髪が同じような色に染まり、どれがハイライトでどれが白髪なのかわからない状態になるという原理です。
白髪染めを使わない事から、『脱白髪染め』とも呼ばれる施術です。
このような感じでしっかり白髪染めみたいなオーダーは随分と減りました。
そしてもう一つお伝えしたいのが、
これなんですよ。
先程も軽くお伝えしましたが、白髪染めって色持ちが凄く良いです(白髪が気になるのが遅いって意味じゃなですよ)
特に暗い色に関しては顕著です。
そしてよくあるのが、『白髪って暗めの方が良く染まりそうだから、暗めでっ!』ていう流れです。
これ、今後髪を明るくする事はないって方は全く問題ないんですが、明るくしたくなる可能性のある貴方‼︎
絶対にやめてください!!!!!
白髪染めで暗くなっている髪は、もう明るくなりません(少しだけ大袈裟に言ってます)
もし無理矢理でも明るくしたいとなると、ブリーチだったりカラー剤の範疇の1番明るいカラー剤で繰り返し染めたりと、方法がない訳ではありませんし、実際にそういったご相談に対して施術した事もありますが、時間・お金・そして何よりも髪の負担は避けられません。
そして明るめの白髪染めであったとしても、少なからず履歴として次のカラーへ影響はあります。
ですので、よくよくお考えの上で今後の髪のご予定も踏まえて担当美容師さんともよくご相談してから決めた方が良いです!
特にまだ白髪染めは使っていないけど、白髪気になってるという方は是非この後ご紹介するハイライト白髪ぼかしも参考にしていただいてから色々とご検討されても良いのかなと思います。
とても前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本番ですね。
ではbeforeの状態を。
既にハイライトを以前施術させていただいたお客様です。
この方はそこそこ白髪は多めなのですが、まだぼかしの効果は効いてるかなと思います。
白髪馴染みの良いグレイ系のカラーで染めているのも効果的です。
では早速ですが更にハイライトを追加していきます。
さてどうなるでしょうか?
おぉーしっかりと入りましたね!
ではこの上からお洒落染めで染めていきます。
今回もベージュ系とグレイ系のカラー剤をミックスして染めていきます。
それではお楽しみの仕上がりとどうぞ!
とても綺麗に染まりました。
ぼかしもバッチリですね。
白髪とハイライトが同じような色に染まっていてどれが白髪だったのかかなり分かりずらくなっていると思います。
やはりハイライトの量は多めにあった方が個人的にはぼかしの効果も高いかなと感じます。
あ、皆さんこれ白髪染め使ってないですからね?
そうなんです。
お洒落染めでも白髪が目立たない程度であれば染まるんです。
全体的に見ても、以前入れたハイライトと今回入れたハイライトが混ざり合いとてもお洒落に見えますよね。
少なくとも派手な印象はないかなと思います。
時間が経つとハイライトが少しずつ明るくなり、今よりも目立つ様になります。
時間が経ち根元の白髪が伸びてくると共にハイライトも明るく褪色してくるので、白髪が気になりづらいという事ですね。
はい、ここまで長い間お疲れ様でした。
いかがだったでしょうか?
時代が進むと共に白髪に対するアプローチの仕方も変化しています。
個人的に感じるのは序盤でもお話しましたがしっかり白髪を染める方が減っているという事です。
もちろん何を求めるかは人ぞれぞれの価値観があると思いますので、ご自身に合っていると思う施術をお選びいただければと思います。
ただ白髪染めを使うかどうかは慎重に判断された方が良いと思います。
特に暗めの白髪染を使用する時はよくよく検討した方が良いです。
今回解説したように白髪染めを使用した場合、仮に次回毛先を明るいお洒落染めにしたいとなった際に何らかの影響は必ずあります。
最悪明るくできないという事態に陥っている場合もあります。
是非担当の美容師さんと長期的な計画を立てて、最適と思われる選択をしていただければと思います。
よく分からないという方で、池袋にいらっしゃれる方は是非竹内にご相談下さい。
現状を見させていただいて、良いご提案ができる様に努めます。
皆様の白髪との付き合い方が、少しでも楽しいものになる事を祈っています!
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