ハイライトを入れない白髪ぼかし‼︎
2023/12/04
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2023/12/04
皆さんこんにちは。
池袋駅直結、西武池袋本店9階の美容室『air池袋』の竹内です。
今回記事にするのはタイトルの通りハイライトを使わない白髪ぼかしについてです。
『え?白髪ぼかしってハイライトを入れるんじゃないの?』というお声が聞こえてきそうですが、白髪の量によってはハイライトを入れる必要がない場合もあるというお話です。
この記事にたどり着いた方は少なくとも白髪ぼかしに興味のある方だと思いますので、ご自身の白髪量でハイライトが必要なのか必要ないのか是非最後までお付き合い下さいませ。
では本題に入る前に白髪ぼかしとはというところを少し触れておこうかと思います。
はっきり言って『これが正真正銘の白髪ぼかしだー‼︎』っていうものはないと思います(もしかしたらあるのかも…)
美容業界全体で『はい、この技術を今日から白髪ぼかしと名付けます!』みたいな事も当然ないですし、施術する美容師さんそれぞれの捉え方次第だと思います。
ですので白髪ぼかしの定義は明確にはありませんが、ここ近年注目されているのはハイライト×お洒落染めを駆使した白髪ぼかしではないでしょうか?
白髪を染めるのにお洒落染め?と感じた方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。
まず白髪ぼかしという施術が注目された理由として個人的に感じるのは、白髪染めをされている多くの方が感じるストレスではないでしょうか?
例えば…
・生えてきた白髪と染まっている毛の境目が悪目立ちする(プリン状態)
・染めてもすぐに白髪が気になってしまう
・褪色してくると赤っぽくなる
・お洒落な色になりずらい
などでしょうか。
ではどうすればそんなお悩みを解決できるのかと日本全国津々浦々の美容師さんが頭を悩ませた結果出た答えが、
『そもそも白髪をしっかり染めなければ良いのでは…?』
はい、これなんです。
そこで登場するのがお洒落染めという事です。
お洒落染めは白髪を完全に染める事はできませんが、馴染む程度に染める事はできます。
そしてもう一つ重要な施術がハイライトです。
ハイライト自体は昔からある施術ではありますが、白髪ぼかしにおけるハイライトの役割は白髪に近い色を増やすといえば伝わりますでしょうか?
白髪の仲間を増やす様なイメージです。
これがハイライトが入った状態です。
擬似的に白髪に近い色を増やしたイメージですね。
そしてこの上からお洒落染めで染めていきます。
色味としては白髪もある程度染めたいのでベージュ系の色をベースにします。
個人的におすすめはグレイ系や、シルバー系のお色です。
黒髪の部分は赤みのない透明感のある色に染まり、白髪とハイライトの部分は少しグレイがかった色に染まります。
こんなイメージですね。
この仕上がりの状態がいわゆる白髪がぼけているという状態です(僕はそう思っています)
お洒落染めではあるのの、それなりに白髪も染まるカラー剤の選定とハイライトによって白髪が分かりにくくなっていますよね。
はい、ここまでがハイライト×お洒落染めの白髪ぼかしの説明です。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
では今日の本題であるハイライトを入れない白髪ぼかしを解説したいと思います。
では早速ですが、白髪ぼかしにおけるハイライトの役割は白髪の仲間を増やすイメージだと先ほどお伝えしました。
という事は既に白髪がいい感じに全体に馴染んでいる方はハイライトを入れる必要ないですよね?
確かにそんな状態の方は早々いるものじゃないです。
しかし少なからず存在はするので、今回記事にさせていただいています。
具体的には
この位のイメージです。
いい感じで白髪が生えています。
まるで『天然ハイライト』です。
この位白髪が生えていればハイライトを入れる事なく、白髪ぼかしに近い状態を作る事ができます。
ではハイライトを入れずにこのままお洒落染めで染めていきます。
おぉっ綺麗ですねー!
お洒落な感じに染まっております。
これが僕の思うハイライトを入れない(入れる必要のない)白髪ぼかしです。
効果的にはハイライトを使った白髪ぼかしと遜色ないと思います。
しかしです…
たまたま写真のような状態の方がいらっしゃればすぐに白髪ぼかしに移行できますが、実際のところ多くの方が白髪染めをしていて自分の白髪がどの位あるかなんてわからないですよね。
そして毛先まで白髪染めをしている方は尚更わからないと思います。
そういった場合、まずは担当の美容師さんに相談すると良いと思います。
いずれにせよハイライトを入れながら徐々に移行していくようなイメージになると思います。
いい感じになるまでは少し時間をかけながら育てていくような感覚になると思いますが、取り掛からない事には永遠と白髪染めをするというルーティーンから抜け出せませんのでご検討下さい。
ここまでお疲れ様でした。
今回の内容は全ての方に当てはまる内容ではないかもしれませんが、僕の担当させていただいているお客様の中にもこういったケースはちらほらといらっしゃるので記事にしてみました。
白髪が多くなるという事は一見ネガティブに捉えがちだと思いますが、今回の例のように生かすという方法もあります。
白髪の量がそんなに多くないよという方はハイライトを使った白髪ぼかしが向いていますし、今回のモデルさんのように白髪がいい感じに分布している方は天然ハイライトとして活用するのも凄くありだと思います。
どうしていいかわからないという方はまずは美容師さんに相談してみましょう。
白髪があっても色々と楽しみながら染める事はできると思います。
では今回はここまで!
次の記事をお楽しみに。
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まずは【白髪ぼかしが向いている方】からです ・白髪をしっかり染めることよりも透明感のある色味にすることを優先される方 白髪ぼかしはお洒落染めを使う事が多く、色々な表現ができます。 僕個人的には白髪ぼかしにはアッシュ系の様な寒色系のお色が向いていると感じていますが、とても透明感のある綺麗な色になります。 白髪をぼかしながらもお洒落な色を表現できる白髪ぼかしはぴったりだと思います。 ・白髪染めの周期を伸ばしたい方 白髪ぼかしは白髪をしっかりとは染めないが故に、新しく白髪が生えてきてもプリン状態になりづらいという特徴があります。なるべく白髪染めの周期を伸ばしたいとお考えの方にはメリットになると思います。 ・人と少し違ったカラーがしたい方 白髪ぼかしはハイライトを使う場合か、元々生えている白髪をデザインするので全体が1色に染まったように見えるカラーとは違う風合いになります。 人とは一味違うカラーを楽しみたい方はおすすめできると思います。
次に【白髪ぼかしが向いてない方】です。 ・白髪が他の髪と同じ色に染まっている状態(白髪が全くわからない状態)を希望される方。 ここまで読んで下さった方はもうお分かりかと思いますが、白髪ぼかしとはいわば白髪を生かすカラーです。 白髪が完全に染まった状態をご希望の方は、白髪染めでしっかりと染めた方が良いと思います。 ハイライトを入れるにせよ、入れないにせよ、白髪ぼかしはある意味ではムラ染めです。
全体が1色に見えていて欲しい方はおすすめしません ・落ち着いた色味がお好みの方
個人的な意見ではありますが、僕が白髪ぼかしを施術する際はあまり暗い色で染める事はありません。 あまり濃い色すぎると、ハイライトや白髪が染まりすぎてしまい白髪ぼかしの良さが生きてこないからです。 それもあり、仕上がりは比較的明るめになります。 お好みや、取り巻く環境によりあまり明るくはできないという方は向いていないかもしれません。
・セルフカラーをされる方、または可能性のある方 白髪ぼかしはお洒落染めを使用し透明感のある仕上がりを目指します。 1度の施術でご希望の仕上がりになる場合もありますが、髪の状態によっては定期的に施術する事でご希望の仕上がりを目指します。 いわば育てていく様なイメージです。 そこにセルフカラーをしてしまうとどうしても色が濁ってしまい、次回の施術に影響が出てしまいます。 それを元の状態に戻すためにはかなりの時間がかかると思います。 白髪ぼかしとセルフカラーは相性がとても悪いので、セルフカラーをされる方は向いていないと思います。 はい、少しメリット・デメリットの内容とかぶるところはありましたが解説させていただきました。 ④白髪ぼかしを実際に施術するにあたっての注意点 ここでは白髪ぼかしを実際に施術するにあたり、お客様に事前に把握しておいていただきたいことを解説します。 白髪ぼかしを成功させる上で重要な事は、『全体を暗い色の白髪染めで染めていないか』です。 仮に染めていた場合、白髪ぼかしへの移行は時間がかかると思います。 白髪染めは真っ白な白髪が染まるくらいですから、暗い色味であるほどかなり濃い染料な訳です。 それを例え1度でも全体に塗った場合、黒染めをしたのとほぼ一緒の状態です。 この状態から白髪ぼかしに移行する場合、残留している白髪染めをなんとかしなければばりません。 1つの方法として、通常ハイライトは2回に1回か3回に1回程度の周期で入れていくのですが、明るく見えるまでは繰り返し入れていきつつ白髪染めはやめてお洒落染めに切り替えます。 この場合ハイライトが入ったところしか明るくなりませんが、繰り返し入れていくことで全体が明るく見えてきます。 ここで入れるハイライトは細く沢山で、そうする事で自然に馴染みつつ全体を明るく見せる事ができると思います。 更にお洒落染めに切り替える訳ですが、いきなり明るい色という訳ではなく根元は白髪染めをやっていた色に合わせて暗めのお洒落染めで染めて、毛先はもう少し明るいお洒落染めというように塗り分ける事で馴染みます。 お洒落染めはある程度暗い色でも、次のカラーにさほど影響しないのでご安心を。 これを様子を見ながら少しずつ明るくしていき、完成を目指します。 強引に明るくする方法として全体をブリーチするという方法もありますが、僕はあまりおすすめしません。 ダメージが避けられないのと、ムラに脱色される事が多くあります。 白髪にお悩みの世代は髪が少し細くなるなどのエイジングによるお悩みを抱えている方もいらっしゃると思いますので極力負担なくと考えると、時間はかかりますしブリーチも使用しますが、最小限で済むハイライトをおすすめします。
⑤まとめ はい、ここまで大変お疲れ様でした。
今回は白髪ぼかしを僕なりではありますが、なるべく伝わりやすく解説させていただきました。 昨今何かと話題の施術ですし、白髪は目立ちづらくなり、お洒落な透明感のある色にもできるとあって魅力的ですよね。 白髪ぼかしは僕も好きな施術ですし、実際に喜んで頂けている施術ではありますが全ての方におすすめかと問われればそうではないと思います。 そもそもの好みもあると思いますし、メリットもあればデメリットもあります。 当然白髪染めの方が向いているという方もいらっしゃいます。 それぞれ適材適所ですので、特徴をある程度理解した上でご自身に合っているのかどうか判断されて下さい。 その道標にこの記事がなれば幸いです。 是非ご自身に合った白髪対策を見つけてほしいと思いますし、楽しみながら白髪と付き合っていただければと思います。 竹内で予約する