白髪ぼかしのその後ってどうするの?
2024/02/05
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2024/02/05
皆さんこんにちは。
池袋駅直結、西武池袋本店9階の美容室『air池袋』の竹内です。
最近話題の白髪ぼかし。
皆さんご存知でしょうか?
ハイライトを入れる的なやつかな?位でしょうか?
白髪ぼかしについて詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
今回取り上げるのはハイライトを使った白髪ぼかしのその後をお話ししていきたいと思います。
この記事をご覧の方は白髪ぼかしに興味のある方でしょうか?
それとも既にやってるよという方でしょうか?
注目度の高い白髪ぼかしですが、1度施術をした後はどうなるのでしょうか?
普通にカラーをする?ハイライトはまた入れるの?と疑問に思う事も多いと思います。
今回はそのあたりを紐解いてみたいと思います。
是非最後までお付き合いください。
まずは白髪ぼかしについて軽く説明させていただきます。
そもそも白髪ぼかしに明確な定義はありません(おそらく)
ですので、あくまで僕の思う白髪ぼかしである事をご理解ください。
白髪ぼかしとはまずブリーチでハイライトを入れます。
ハイライトの役割は白髪の仲間を増やす事です。
そしてこの状態の上にお洒落染めで染めていきます。
はい、こちらが仕上がりになります。
あらかじめ白髪の仲間をハイライトで増やし、その上から敢えてお洒落ぞめで染めるのがこの施術の肝です。
お洒落染めですので白髪はかなり目立たなくなりますが完璧には染まりません。
そして白髪とハイライトが同じような色に染まる事で一見どれが白髪だったのか馴染んで(ぼけて)わからなくなるというのが白髪ぼかしになります。
そもそも白髪は完全に染まっている訳ではないので、白髪が伸びてきてもプリン状態になりづらく通常の白髪染めよりも根元が気になるのを遅くする事ができるという点と、お洒落染めならではの鮮やかな発色を楽しむ事ができるのがメリットです。
今やかなり浸透してきた白髪ぼかしですが、僕が現場に立っていて感じるのは、
・白髪がチラホラと出てきて気になるけど白髪染めには抵抗がある
・ずっと繰り返す白髪染めに疲れてしまった
・白髪染めではやりたい色ができない&褪色した時の赤みが嫌い
・徐々に白髪へと移行していきたい
など、白髪染めをあまり使いたくないという方が増えた結果なのかなと感じています。
お洒落染めを使用する白髪ぼかしは色の表現力も高く、様々な可能性を秘めていると思います。
では、本題の白髪ぼかしのその後の話をしていきたいと思います。
白髪ぼかしの効果はハイライトが根元付近から入っている方が高いと個人的には感じています。
髪が伸びれば初めは根元付近から入っていたハイライトも根元から離れていきますよね。
そうすると白髪との馴染みが悪くなります。
今回のモデルさんは約3ヶ月前にハイライトを入れてその後2回ほど普通に染めてという履歴です。
ここで注目してほしいのは、少し時間が経ってもそんなに派手な印象にならないというところです。
これはあくまでどのくらいの明るさで染めるのかや染める頻度にもよりますが、めちゃくちゃ派手になってしまうという事はあまりないと思います。
点線の位置までハイライトが下がってきています。
こうなると白髪ぼかしの効果が薄れてくるので、今回新たにハイライトを追加していきます。
根元付近からハイライトが入りました。
この上からお洒落染めで染めていきます。
仕上がりがこちら。
白髪は完全には染まっていませんが、良く馴染んでいますね。
一見どれが白髪だったのか分からないと思います。
これでまたしばらくの間根元の白髪も気になりづらくなります。
これは白髪の量や来店周期、お客様の価値観にもよりますので一概に言えませんが2回に1度か3回に1度の目安でハイライトを入れ直してあげると白髪ぼかしの効果を維持できると思います。
先ほども説明しましたが、あまりにも根元からハイライトが離れてしまうと白髪ぼかしの効果が薄れてしまいますので担当の美容師さんとご相談しながら施術されると良いと思います!
ここまでお疲れ様でした。
いかがでしたか?
白髪ぼかしのその後をイメージできたでしょうか?
施術したその日は良いけど、後々思っていた感じと違う結果になると大変ですよね。
白髪ぼかしは定期的にハイライトを入れ直す事で白髪ぼかしの効果を維持しつつ、デザイン的にも綺麗に維持することができます。
随分と浸透してきた施術ではありますが、興味はあるけどチャレンジできていない方や既に白髪ぼかしをしているけどよく分かっていないという方の参考になれば幸いです。
では今回はここまで!
またお会いしましょう。
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まずは【白髪ぼかしが向いている方】からです ・白髪をしっかり染めることよりも透明感のある色味にすることを優先される方 白髪ぼかしはお洒落染めを使う事が多く、色々な表現ができます。 僕個人的には白髪ぼかしにはアッシュ系の様な寒色系のお色が向いていると感じていますが、とても透明感のある綺麗な色になります。 白髪をぼかしながらもお洒落な色を表現できる白髪ぼかしはぴったりだと思います。 ・白髪染めの周期を伸ばしたい方 白髪ぼかしは白髪をしっかりとは染めないが故に、新しく白髪が生えてきてもプリン状態になりづらいという特徴があります。なるべく白髪染めの周期を伸ばしたいとお考えの方にはメリットになると思います。 ・人と少し違ったカラーがしたい方 白髪ぼかしはハイライトを使う場合か、元々生えている白髪をデザインするので全体が1色に染まったように見えるカラーとは違う風合いになります。 人とは一味違うカラーを楽しみたい方はおすすめできると思います。
次に【白髪ぼかしが向いてない方】です。 ・白髪が他の髪と同じ色に染まっている状態(白髪が全くわからない状態)を希望される方。 ここまで読んで下さった方はもうお分かりかと思いますが、白髪ぼかしとはいわば白髪を生かすカラーです。 白髪が完全に染まった状態をご希望の方は、白髪染めでしっかりと染めた方が良いと思います。 ハイライトを入れるにせよ、入れないにせよ、白髪ぼかしはある意味ではムラ染めです。
全体が1色に見えていて欲しい方はおすすめしません ・落ち着いた色味がお好みの方
個人的な意見ではありますが、僕が白髪ぼかしを施術する際はあまり暗い色で染める事はありません。 あまり濃い色すぎると、ハイライトや白髪が染まりすぎてしまい白髪ぼかしの良さが生きてこないからです。 それもあり、仕上がりは比較的明るめになります。 お好みや、取り巻く環境によりあまり明るくはできないという方は向いていないかもしれません。
・セルフカラーをされる方、または可能性のある方 白髪ぼかしはお洒落染めを使用し透明感のある仕上がりを目指します。 1度の施術でご希望の仕上がりになる場合もありますが、髪の状態によっては定期的に施術する事でご希望の仕上がりを目指します。 いわば育てていく様なイメージです。 そこにセルフカラーをしてしまうとどうしても色が濁ってしまい、次回の施術に影響が出てしまいます。 それを元の状態に戻すためにはかなりの時間がかかると思います。 白髪ぼかしとセルフカラーは相性がとても悪いので、セルフカラーをされる方は向いていないと思います。 はい、少しメリット・デメリットの内容とかぶるところはありましたが解説させていただきました。 ④白髪ぼかしを実際に施術するにあたっての注意点 ここでは白髪ぼかしを実際に施術するにあたり、お客様に事前に把握しておいていただきたいことを解説します。 白髪ぼかしを成功させる上で重要な事は、『全体を暗い色の白髪染めで染めていないか』です。 仮に染めていた場合、白髪ぼかしへの移行は時間がかかると思います。 白髪染めは真っ白な白髪が染まるくらいですから、暗い色味であるほどかなり濃い染料な訳です。 それを例え1度でも全体に塗った場合、黒染めをしたのとほぼ一緒の状態です。 この状態から白髪ぼかしに移行する場合、残留している白髪染めをなんとかしなければばりません。 1つの方法として、通常ハイライトは2回に1回か3回に1回程度の周期で入れていくのですが、明るく見えるまでは繰り返し入れていきつつ白髪染めはやめてお洒落染めに切り替えます。 この場合ハイライトが入ったところしか明るくなりませんが、繰り返し入れていくことで全体が明るく見えてきます。 ここで入れるハイライトは細く沢山で、そうする事で自然に馴染みつつ全体を明るく見せる事ができると思います。 更にお洒落染めに切り替える訳ですが、いきなり明るい色という訳ではなく根元は白髪染めをやっていた色に合わせて暗めのお洒落染めで染めて、毛先はもう少し明るいお洒落染めというように塗り分ける事で馴染みます。 お洒落染めはある程度暗い色でも、次のカラーにさほど影響しないのでご安心を。 これを様子を見ながら少しずつ明るくしていき、完成を目指します。 強引に明るくする方法として全体をブリーチするという方法もありますが、僕はあまりおすすめしません。 ダメージが避けられないのと、ムラに脱色される事が多くあります。 白髪にお悩みの世代は髪が少し細くなるなどのエイジングによるお悩みを抱えている方もいらっしゃると思いますので極力負担なくと考えると、時間はかかりますしブリーチも使用しますが、最小限で済むハイライトをおすすめします。
⑤まとめ はい、ここまで大変お疲れ様でした。
今回は白髪ぼかしを僕なりではありますが、なるべく伝わりやすく解説させていただきました。 昨今何かと話題の施術ですし、白髪は目立ちづらくなり、お洒落な透明感のある色にもできるとあって魅力的ですよね。 白髪ぼかしは僕も好きな施術ですし、実際に喜んで頂けている施術ではありますが全ての方におすすめかと問われればそうではないと思います。 そもそもの好みもあると思いますし、メリットもあればデメリットもあります。 当然白髪染めの方が向いているという方もいらっしゃいます。 それぞれ適材適所ですので、特徴をある程度理解した上でご自身に合っているのかどうか判断されて下さい。 その道標にこの記事がなれば幸いです。 是非ご自身に合った白髪対策を見つけてほしいと思いますし、楽しみながら白髪と付き合っていただければと思います。 竹内で予約する