白髪を黒染めするとどうなる⁇メリットデメリットも詳しく解説!
2024/05/20
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2024/05/20
池袋駅直結、ヨドバシHD池袋ビル9階の美容室『AIR池袋』の竹内です。
今回は多くの皆さんが疑問に思っているであろう、白髪を黒染めしたらどうなるのかについてお話ししたいと思います。
ちらほら出てきた白髪…とっても気になりますよね。
特に色をつけたり明るくしたい訳でもない。
だったら黒く染めてしまえばいいのではないか?
わかりますその気持ち。
ただ初めての白髪へのアプローチはとても重要です。
こんなはずではなかったと後悔のないようにメリット・デメリットもしっかりと理解した上で検討していただければと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
今回でいう黒染めは白髪染めの中でも極めて黒に近い色という事で解説してきます。
白髪染めとは白髪を染める事に特化したカラー剤を指します。
白髪と他の髪を同じ色に染める事ができます。
白髪染めには白髪を染める為に沢山のブラウンが配合されていて、現在は白髪染めでも黒から明るい色まで対応することができます。
ただ明るくなるほどカラー剤の染料も薄くなるので、白髪の染まりは少し悪くなります。
逆にお洒落染めはというと、鮮やかな色味を出すことに特化したカラー剤です。
色味にもよりますが白髪はほとんど染まりません。
では白髪を極めて黒に近い白髪染めで染めるとどうなるのか?
答えはめちゃくちゃキレイに白髪は染まります。
どれが白髪だったのか全くわからないくらいにしっかりと染まります。
周りの方は貴方に白髪がある事などわからないでしょう。
ここまで読むと黒染め良さそうと感じる方もいらっしゃると思いますが、白髪を黒染めするメリット・デメリットも解説したいと思います。
まずメリットからです。
【メリット】
・白髪がとてもキレイに染まる
これは先ほども説明しましたが、黒に近いという事は白髪を染める染料の量もマックスという事です。
これでもかというほど白髪は黒く染まります。
そして1度染めた白髪はしばらくの目立ってくることはないと思います。
・艶が出て見える
濃い染料で黒く塗りつぶすことで髪全体に艶が出て見えます。
・カラーをしていることに気づかれにくい
白髪染めにより白髪はしっかりと黒く染まっていても、全体の印象は黒髪です。
学生さんや、カラーをしていることを悟られたくない方にはメリットだと思います。
次にデメリットを見ていきましょう。
【デメリット】
・カラーチェンジが容易にできない
これが最大のデメリットになり得る事だと思います。
白髪を真っ黒にできるほどの染料で1度染めた髪は、そう簡単に明るくしたり色を変える事はできません。
ダメージ覚悟でブリーチを使用すれば明るくする事はできますが、ムラになりやすく希望の色にできない場合もありかなりの代償です。
・根元の白髪が伸びてきたときに悪目立ちしやすい
白髪が生えてきた時に、白と黒の強いコントラストがつく事で白髪が目立ちやすいと言えます。
黒に染める場合こまめに染める必要があります。
白髪を黒く染める場合、サロンでも市販のカラー剤でも変わらないのではとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
市販のカラー剤は様々な髪質の方が手に取る可能性があるため、染まりづらい髪質の方でもある程度の結果が出るように多くの場合強めに設定されています。
例えば細い髪の方や、元々ダメージがある髪の方が市販のカラー剤を使用する事で1度のカラーで髪がパシパシになってしまうという事も少なくありません。
サロンで染めた事のある方は思い出していただきたいのが、サロンの場合は根元と毛先を違うカラー剤で染める事が多いと思います。
それは新しく生えてきた健康な髪と、既にカラーの履歴のある髪では状態が違うからです。
お客様のご希望の髪色に最小限のダメージでお染めするのが我々の技術です。
極論市販のカラー剤でも根元だけを正確に染める事ができれば、サロンで染めるよりも負担はかかるものの大事にはならないかもしれません。
しかし現実問題それは不可能だと思いますし、染まり上がりが黒いという事もあり気づかぬうちにダメージが蓄積していたりムラになる可能性が高いです。
最悪の場合サロンでのカラーをお断りされてしまうという事もあると思いますので、極力避けていただければと切に願います。
はい、ここまでお疲れ様でした。
白髪を極めて黒髪に近い色で染めれば、しっかりと白髪を染める事ができます。
それは逆に後のカラーでデザインを変えるという事が困難になるという側面もあります。
黒髪が好きで今後も髪色を明るくするつもりはないという方は、白髪を黒く染めるというのはとてもおすすめです。
しかし明るい髪色にしたい方や、色々な色に挑戦したいという方には向きません。
軽い気持ちで黒く染めてしまい、後で後悔してしまうということはままある事です。
黒い髪色、明るい髪色はそれぞれに良さがありますし皆さんのお好みもあると思います。
よくよくお考えの上で担当美容師さんとも相談の上、施術していただければと思います。
今回の記事が白髪にお悩みの方の参考になれば幸いです。
では今回はここまで。
また次の記事でお会いしましょう!
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