ビビり毛は修復出来る？
2023/09/04
こんにちは！
air-KURUMEの安田です。
皆さんはカラーやパーマ、ストレートなどで髪が痛みすぎておきてしまう
「ビビり毛」
になってしまったことはあるでしょうか？
ビビり毛とはその名の通り髪がチリチリになってしまう状態で、こうなってしまうと髪が広がりヘアスタイルにならないんです….
ビビり毛になる原因は色々とありますが主に薬剤によるダメージが多いです
正直一度ビビり毛になってしまった所の修復はかなり難しいのですが、今回はそんなビビり毛でも修復は可能なのかを試してみましたのでご覧下さい！
施術工程
シャンプー後にドライ
シャンプー後1度髪の状態を確かめるために乾かします
ちなみビフォアの状態がこちら
毛先のチリつきが酷くこれが俗に言う【ビビり毛】です
果たして良くなるのでしょうか？
前処理塗布
まずは前処理剤を塗布。
前処理とはストレートなどの薬剤をつける前の土台作りでとても重要な作業になります。
特にビビり毛は笑
薬剤はアルテマアクアとアルテマディープK を1:1で配合してます。
髪が硬くなっている所から先に塗布していきます。
狙いは栄養補給とキューティクル補修をして質感や艶感をUPさせるのが目的です！
前処理剤をつけたままドライ
ここで一度髪を乾かします。
その際にブローをしながら乾かすことがポイント！
ブローは髪を引っ張らないようにノーテンションで行っていきます。
更に前処理を塗布
ここでもう一度前処理を塗布！
ビビり毛を修復するのには徹底した栄養補給です。
薬剤は
アクトフィルム:アクア 2:1
を先ほど塗った所に重ねて塗ります
酸性ストレート剤を塗布
今回はストレート剤でビビり毛を修復していこうと思います。
薬剤は
グラッツ0:スピエラ 40:1
薬剤は超最小限の力とダメージ力で抑えて作っており、薬剤選定は美容師でもかなり難しいです
薬剤が強すぎるとビビり毛が余計に酷くなりますし、弱すぎると全然効果がありません
そして更に上から
トリートメントで栄養を重ねていき髪を滑らかにしていきます
15分放置後流し
自然で今回は15分放置します。
しっかりと髪の状態を見つつ慎重に
アイロンワーク
ドライ後ストレートアイロンを入れていきます。
ここで大切なことはテンションをかけながらしっかりと熱を入れ込むことで滑らかな手触りとクセが伸びます。
ツインブラシを使いながらのブロー
ツインブラシとストレートアイロンの両使い
2液塗布
最後に2液で固定し流したら終了です
仕上がり
どーでしょうか？
正直完全に修復出来たとは言えませんが、手触りや艶感を出すことはなんとか出来ました！
ただ1番はビビり毛にならないようにすることが大切ですので美容師さんとしっかりと髪の状態を相談しながらパーマやカラーなど薬剤を使った施術は行っていきましょう！
まとめ
今回はビビり毛の修復を試してみましたが、近年薬剤が進化し、昔では修復が厳しかったことも改善されていると感じました。
ただ髪をしっかりと大切にし、このようなことをする必要がないよう皆さんも気をつけていきましょう。
