[ジアミンアレルギー]って何??カラーで起こる刺激の違いを紹介します!!
2021/09/01
火曜日
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2021/09/01
air--OSAKAスタイリストの吉川です!
心斎橋のど真ん中で、日々様々なカラーをしております(^^)
さて、本日はカラーでよく聞く「ジアミンアレルギー」について解説していきます。
まず、私のカラーに対するこだわりは「お客様に快適に過ごして頂き、色味も楽しんで貰う」という事を常に考えて施術するのですが、理由は簡単です。
「頭皮と髪を綺麗に保つ」
髪の毛はもちろん、頭皮もカラーを何度も付着すると傷みます。地肌ダメージの蓄積がいずれはアレルギー発症の危険もあると考えています。
お洒落染めでは根元3~5mmあけて染めるのですが、根元部分は薬剤を吸い上げ、馴染んでくれます。
※ 上記の技術を「ゼロテク」と言います。
ただ、白髪染めに関しては白髪の染まりにくいという性質上、薬剤で毛髪を覆う必要があるため地肌に薬剤がついてしまいます。※ヘアマニキュアは除きます
その際に薬剤の刺激から守る「頭皮用の保護スプレー」を使用してお客様が快適に過ごせる工夫をするのですが、この刺激には2つのパターンが存在しますので詳しく解説していきます。
カラー剤そのものの刺激による「接触性の皮膚炎」です。「カラーがしみる」と言われる症状で、アレルギーではありません。カラー塗布中にピリピリとした刺激やかゆみを感じます。明るいカラーにする際に特に感じ易いです。
カラーは1剤と2剤とを混ぜて染料を発色させることで髪を染めています。1剤に含まれるアルカリ剤と2剤の過酸化水素が反応し、ピリピリした刺激を引き起こします。
頭皮に傷がある場合や日焼け直後、寝不足やストレス等で頭皮が荒れている場合も刺激を感じやすいです。
カラーを流したり付着部分を取り除く事で刺激が収まるので、「一時的な刺激」が特徴です。
カラー材の刺激で一番やっかいなのがこの「ジアミンアレルギー」の刺激です。
カラーした数日後にピリピリとした刺激・熱を持った炎症が起こり、頭痛やめまいを伴い、重度のアレルギー反応となればアナフィラキシーショック状態となり命の危険まであります。
地肌に湿疹やただれが現れ、顔が赤く腫れたりもするので特に注意が必要です。
カラー材の染料にジアミンは多く入っているため、白髪染め等の色味が濃いものには必ず入っています。その染料がたんぱく質と結び付きアレルギーを引き起こします。
その為、ジアミンが入っていない「ジアミンフリー」なヘナカラーやヘアマニキュアをされている方が多いのですが
ヘナカラーは時間がかかるし、色が少ない...
ヘアマニキュアは根元まで染めれない…
という悩みを多く聞きます。
そんなお悩みを持っている方にオススメしたいのが
通常カラー材はアルカリの働きで毛髪内部まで染料を届け、過酸化水素の働きで染料同士を結合させ発色させるのですが、「グロス染料」はすでに発色状態の染料をダイレクトに毛髪に届けます。
そうする事により、ジアミンフリー・アルカリフリー・過酸化水素フリーでのカラー発色を可能にし、カラーによる「一時接触皮膚炎」「ジアミンアレルギー反応」の悩みをクリアしました!
ただ、アルカリフリー・過酸化水素フリーなので暗い毛を明るくは出来ません。その際にはカラー材で唯一ジアミンの入っていない「ライトナー」で根元の髪の毛を一度明るくして、流さずにルポリサージュを重ねて塗布します。
そうする事で様々な色味を楽しめるようになり、ジアミン・アルカリ・過酸化水素を含まない為、毛髪にとっても殆どダメージもありません。
カラーの刺激でお悩みの方は是非一度ご相談ください♪
様々なアプローチで必ず満足のいくカラーを致します。カラーの待ち時間も安心・安全を届けれるように、これからも頑張ります(^^)
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